トンボたち
2013/05/31(Fri)
先日紹介したアオハダトンボに関連して、過去の画像も交えてトンボの仲間を…
トンボは、前翅と後翅が同じ形の均翅亜目(カワトンボやイトトンボの仲間)とそうではない不均翅亜目(その他のトンボ)に分けられます。均翅亜目の仲間は翅を閉じて止まるものが多いのも特徴です。また、成虫は成熟するにつれ体色が変わっていきます。

サナエトンボ科の仲間は似たような種が多く、同定に苦労します。
野鳥のシギ・チドリ並です。

タベサナエ(コサナエ属)
タベサナエy01
体長4.3~4.7㎝で、低山地の細流やその近くでよく見かけます。
矢部村にて撮影。

ヒメクロサナエ(ヒメクロサナエ属)
ヒメクロサナエt01
体長3.8~4.6㎝、山地の源流域で見かけます。
天山にて撮影。


カワトンボ科の仲間(特にオス)は、どれもメタリックなボディカラーで美しい種が多いです。
種ごとの違いを少し紹介します。

アサヒナカワトンボ
カワトンボの仲間は、以前はニシカワトンボ、ヒガシカワトンボ、オオカワトンボの3種でしたが、DNAの解析などで現在はニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの2種に再分類されました。
体長42~66㎜。矢部村、星野村にて撮影。
翅の色は、地域や個体で変異があります。
翅が透明のペア。
DSC_0172.jpg
トンボの交尾姿勢はどれも同じですが、体が細いカワトンボやイトトンボの仲間はきれいなハート形になります。

翅色の濃いオスの個体
DSC_0059.jpg
成熟したオスは腹部に白い粉を吹くものもいます。

薄い褐色翅の個体
P4150044.jpg
縁紋が白っぽいのでメスのようにも見えますが、未熟オスだと思われます。

メス
DSC_0021.jpg
体色は唐金色です。

正面からアップで…
アサヒナカワトンボ正面


ミヤマカワトンボ♂
ミヤマカワトンボ♂
オスの体はメタリックグリーンに輝きます。
この写真は2匹いるように見えますが、実は翅がステンドグラスのように下の川石に写っています。意図して撮ったものではなく偶然撮れた写真です。矢部村にて。

ミヤマカワトンボ♀
ミヤマカワトンボ♀s01
メスの体色は地味です。
体長63㎜~80㎜。
佐賀県のアオハダトンボと同じ場所にて。

交尾中のペア
ミヤマカワトンボ
メスは近くの水草の茎に産卵しますが、時には水中に潜って産卵し、潜水時間が1時間以上に及ぶ場合もあるそうです。矢部村にて。

ハグロトンボ♂
R0011530.jpg
アオハダトンボより少し大きく体長は54~68㎜あります。
オスの体はやはりメタリックグリーンですが、メスには金属光沢なく黒っぽい感じです。
翅は細長く黒く(メスは少し薄い)、青藍色味はありません。また、メスには白い縁紋(偽縁紋)もありません。

撮影機材:デジタルカメラ、銀塩カメラ(リバーサルフィルム)など
使用カメラやレンズは様々です。
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