今日は、女山森林公園で撮ったチョウたちです。
クサギの花にアゲハチョウの仲間が次々に訪れました。
どれも、歴戦の証?で翅がボロになっています。
ナガサキアゲハ♂(アゲハチョウ科)

大型の黒い蝶は全てクロアゲハと思われがちですが…
尾状突起がないのが特徴です。メスは大きな白班が目立ちます。
前翅長60~80㎜。
モンキアゲハ(アゲハチョウ科)

白い紋(標本にすると黄色くなる?)が特徴的な黒いアゲハです。
前翅長50~75㎜。
カラスアゲハ(アゲハチョウ科)

翅の光沢感が違います。
前翅長45~80㎜。
以上3種は、サンショウやミカン、カラスザンショウなどミカン科が幼虫の食草になります。
イシガケチョウ(タテハチョウ科)

幼虫はイヌビワの葉を食べます。
前翅長26~36㎜。
ムラサキシジミ(シジミチョウ科)

翅裏は地味ですが表は青紫に輝きます。カシやシイが食草です。
前翅長14~22㎜。
ゴイシシジミ(シジミチョウ科)

幼虫はチョウでは珍しい肉食で、笹竹に付くタケノアブラムシを食べ、成虫はその分泌物を吸います。

昔は普通に見られたのですが、宅地化等、笹竹の群落の消失に伴い貴重種となっています。
前翅長10~17㎜。
ルリシジミの産卵(シジミチョウ科)

ハギの花芽に産卵しているところに出くわしました。

卵(1㎜もありません)
キタキチョウの卵

ハギの葉にはキタキチョウの卵もありました。シジミ類と形が違います。
高さ1㎜ちょっとです。
カメラ:ニコンD7100、1V3
レンズ:マイクロニッコール85㎜、1ニッコール70-300VR。