GW後半 ③
2013/05/07(Tue)
ヒメクロオトシブミが揺籃(幼虫の隠れ家と餌になります)を作っているところに出くわしました。
誰に教わるわけでもなく遺伝子に組み込まれたDNAがそうさせるのか?
わずか5㎜足らずの小さな虫のどこに、こんな知恵と力が隠されているのかいつも感動せずにはいられません。
オトシブミの種類によって切り込み方は違いますが、出来上がった形はどれも良く似ています。また、枝に残したままにするものと切り落としてしまうもの、右巻・左巻、同じ種類でも色々あるようです。

ヒメクロ揺籃01
口と足を使って端から切込みを入れていきます。
中心まで行くと反対側の端から切込みを入れていきます。

ヒメクロ揺籃02
真中まで来ると主脈の一部を残し齧(かじ)ります。
そして葉が萎れてくるのを待ちます。

ヒメクロ揺籃03
葉の状態を見ているのでしょうか?

ヒメクロ揺籃04
葉裏に回り、さらに萎れさせるために?主脈を所々齧っていきます。

ヒメクロ揺籃05
齧った跡が分かりますか?

ヒメクロ揺籃09
葉が萎れてきたら裏から足で葉を折っていきます。

ヒメクロ揺籃11
位置をずらしてさらに折ります。
見ているこちらも思わず力が入ります。

ヒメクロ揺籃12
折り目を付けたら葉の下の方から巻き始めます。

ヒメクロ揺籃14
前(表)に回ったり…

ヒメクロ揺籃15
後ろ(裏)に回ったり…

ヒメクロ揺籃16
移動しながら…

ヒメクロ揺籃17
巻いていきます。

ヒメクロ揺籃20
だいぶ巻き上げました。

ヒメクロ揺籃21
もう一息…

ヒメクロ揺籃22
最後の折り目を…

ヒメクロ揺籃23
返して…

ヒメクロ揺籃24
完成です!

ヒメクロ揺籃25
最後の点検

ヒメクロ揺籃26
大丈夫かな…?

ヒメクロ揺籃27
完了です。
観察を始めてここまで2時間半程かかりました。
巻く途中で、真ん中あたりを齧って穴を穿けて産卵します。

この方法で、数日かけて(たぶん)10個前後作っていきます。
小枝の先にたくさんぶら下がっている光景に出合うこともあります。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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