最後は昆虫編です。
野鳥もオオルリとキビタキを見たのですが、シャッターチャンスを逃しました。
この日は意外と風が強くて気温も思ったほど上がりませんでした。
そのためか昆虫は昨年に比べて少なかったです。
ビロウドツリアブ(ツリアブ科)

キイチゴ(モミジイチゴ)の花の蜜を吸っていました。
キクビアオハムシ(ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科)

体長6.5㎜のメタリックグリーンが美しいハムシ。
幼虫はサルナシやノリウツギ等の葉を食べます。
キイチゴトゲサルゾウムシ(ゾウムシ科)

体長3㎜前後。キイチゴの葉裏で見つけました。
ヒメケブカチョッキリ(チョッキリゾウムシ科)

ノイバラで見かけることが多いですが、ここではキイチゴの葉にいました。
ヒゲナガオトシブミ♀(オトシブミ科)

メスの体長6~8㎜と、オトシブミの中では大きい方です。
クロモジ、ケクロモジ、アブラチャンの葉を巻きます。
今年初めてコブシの葉にいるところを見ました。
画像はクロモジの葉上です。
コブルリオトシブミ(オトシブミ科)

体長3~4.5㎜。背中にコブがあるので他のルリオトシブミと見分けらます。
カエデ(画像はエンコウカエデ?)の葉をリボン状に切って巻いていきます。
巻き終えたところ

ルリオトシブミの仲間は、腹部の小さな穴にカビの胞子を蓄え、巻き終えた揺籃に植え付けていくそうで、切り落とされた揺籃はやがて白いカビに覆われるそうです。
ルイスアシナガオトシブミ(オトシブミ科)

体長4~6㎜。ケヤキの葉を巻きます。
オレンジ色が目立ちます。

前脚が長いというより太くマッチョで、まるでポパイの腕のようです。
撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED