昨日今日と、屋外では汗ばむほどの陽気となりました。
昨日は久しぶりの南阿蘇ビジターセンターへ、今日はいつもの筑後広域公園へ出かけました。
阿蘇では、午前中は恒例のイベント「わくわく生き物探検隊」。
野鳥の姿が少なく、午後から越冬昆虫を探しました。
ハラアカコブカミキリ(カミキリムシ科)
夏場であれば「またこいつ?」と云う位の普通種ですが、さすがにこの季節に見つけるとちょっと嬉しくなります。
暖かさに誘われて出てきたのでしょうか?隣にも何かの幼虫が…
体長16~27㎜。
ヒメナガキマワリ(ゴミムシダマシ科)
種名に自信はありませんが、樹木の銘板の裏で越冬していた初見の虫です。
体長10~13㎜。
ケヤキの樹皮の下には色々な甲虫が越冬しています。以下は全てそうです。
春から初夏、夏場が最盛期ですが、成虫越冬するのでいるところにはいるものです。
一緒に回った皆さんが結構見つけてくれました。
その場で一応同定したのですが、改めて調べて同定し直しました。
キイロクビナガハムシ(ハムシ科)
体長7.5㎜前後。
ヒメカメノコハムシ(ハムシ科)
ジンガサハムシも同じ仲間です。
体長5~5.5㎜。
チャマダラヒゲナガゾウムシ(ヒゲナガゾウムシ科)
ここで2度目の出会いです(初見は初夏)。
体長6~8㎜。
ヒメクチカクシゾウムシ(ゾウムシ科)
調べてみたら初見のゾウムシでした。ただし同定に自信なしです。
体長4~7㎜。
ヤノナミガタチビタマムシ(タマムシ科)
チビタマムシの仲間は本当に小さくゴマ粒のように見えます。
体長2.6~4.2㎜。
ルイスアシナガオトシブミ(オトシブミ科)
まさか冬場にオトシブミの仲間に出会えるとは思いもしませんでした。
それも2匹も。
体長4.5~6㎜。
撮影機材 カメラ:リコーR8