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春から初夏へ…③
2019/04/27(Sat)
木々が新葉を広げ始め、若葉を利用する虫たちが活動を始めます。

オトシブミやチョッキリの仲間は成虫は若葉を食べ、葉を綺麗に巻いて中に産卵し、孵ったら幼虫の食料になります。
種類によって利用する植物(ホストと言います)が違い、巻き方も違いますが完成した形はよく似ています。
これを揺籃と言い、この形からオトシブミ(落とし文)と名付けられました。
江戸時代思いを寄せる人に伝えるために、文を巻いてそっと道に落としたというのがオトシブミの名の由来です。

ヒメクロオトシブミ(オトシブミ亜科)
ヒメクロオトシブミz190401
春一番に活動を始めます。葉を持つ私の手(指)と比べてもその小ささが分かると思います。
ヒメクロオトシブミks190401
ホストはブナ科やバラ科マメ科など多岐にわたります。
ヒメクロオトシブミgy190401
葉を巻き始める時はまず葉を齧って切込みを入れます。体長4~5㎜。

ヒメクロオトシブミの揺籃
ヒメクロオトシブミ揺籃gy190401
このように木に残したままのものや切り落とされる場合もあります。

ウスモンオトシブミ(オトシブミ亜科)
ウスモンオトシブミyh190401
ホストはキブシとゴンズイです。
体長6.5~7㎜。

エゴツルクビオトシブミ♂(オトシブミ亜科)
エゴツルクビオトシブミ♂z190401
メスの首は長くありません。ホストはエゴノキです。
エゴツルクビオトシブミ♂z190402
体長8~9.5㎜。

ヒゲナガオトシブミ♂(オトシブミ亜科)
ヒゲナガオトシブミ♂yh190401
ひげも長いですが日本産オトシブミ中最長の首です。
ヒゲナガオトシブミ♂yh190402
ホストはクロモジやアブラチャンなどクスノキ科とコブシ、稀にイタドリです。
体長12㎜前後。

アシナガオトシブミ♂(アシナガオトシブミ亜科)
アシナガオトシブミ♂gy190401
4月初めに観たのは初めてでした。しかもホストではないエノキで…
アシナガオトシブミ♂gy190402
ホストはコナラやクヌギ、カシなどブナ科です。
アシナガオトシブミ♂gy190403
体長6.5~8㎜。

カシルリオトシブミ(アシナガオトシブミ亜科)
カシルリオトシブミyh190401
ルリオトシブミの仲間はオトシブミの中でも特に微小種ばかりです。
ホストはイタドリやブナ科です。
体長3.5㎜前後。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
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