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甲虫の仲間
2020/05/20(Wed)
カブトムシに代表される、固い上翅(前翅:鞘翅とも言います)を持った昆虫を甲虫と言います。すでにアップしたオトシブミやカミキリムシも同じ仲間です。

アオハナムグリ(コガネムシ科)
アオハナムグリyy200501
色々な花に集まるハナムグリ(花潜)の仲間です。
体長15~19㎜。矢部村。

クロハナムグリ(コガネムシ科)
クロハナムグリky200501
枯死した切り株に産卵にきたようです。
体長11~14㎜。清水山。

ホソアシナガタマムシ(ナガタマムシ亜科)
ホソアシナガタマムシky200501
微小なタマムシがコナラの伐採木に産卵中でした。
ホソアシナガタマムシky200502
体長5~8㎜。清水山。

ヒシモンナガタマムシ(ナガタマムシ亜科)
ヒシモンナガタマムシky200501
エノキやケヤキの伐採木でよく見ます。
ヒシモンナガタマムシky200502
体長5~8㎜。清水山。

タケトゲハムシ(ハムシ科)
タケトゲハムシky200501
一見毛虫に見えますが…、竹の葉がホストです。
体長5~6㎜。清水山。

アシナガオニゾウムシ(クチカクシゾウムシ亜科)
アシナガオニゾウムシky200501
オスの前脚が異様に大きいのが特徴です。
アシナガオニゾウムシky200502
エノキの立枯れや伐採木に集まります。
体長8~12㎜。清水山。

ヤノシギゾウムシ(ゾウムシ亜科)
ヤノシギゾウムシky200401
鳥のシギのような長い口吻が特徴のシギゾウの仲間です。
ヤノシギゾウムシky200402
エノキの幼木の葉にいました。
体長3.5~4㎜。清水山。

リンゴコフキゾウムシ(クチブトゾウムシ亜科)
リンゴコフキゾウムシyy200502
グリーンメタリックの綺麗なゾウムシです。
リンゴコフキゾウムシyy200501
この色はだんだん剥げ落ちていきます。
体長8~8.5㎜。矢部村。

ハダカクチボソゾウムシ(クチブトゾウムシ亜科)
ハダカクチボソゾウムシyy200501
全身黒光りのゾウムシです。
体長5~6㎜。矢部村。

ハスジカツオゾウムシ(カツオゾウムシ亜科)
ハスジカツオゾウムシyy200501
ヨモギの葉に付きます。
体長9~14㎜。矢部村。

カメラ:ニコンD7100
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
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カミキリムシの仲間
2020/05/16(Sat)
地元の里山(低山)から昨日の山間部まで、いろいろ歩き回って出会ったカミキリムシ達です。どれも小さいです。

ヒメスギカミキリ(カミキリ亜科)
ヒメスギカミキリky200401
春先に多く見られます。
ヒメスギカミキリky200402
日中、杉の伐採木置き場に行けばたくさん見られます。
人差し指の先に…
体長10~20㎜。矢部村。

ホタルカミキリ(カミキリ亜科)
ホタルカミキリky200401
ネムノキの伐採木でよく見ます。
体長7~10㎜。清水山。

シラケトラカミキリ(カミキリ亜科)
通りかかった方から「アリの撮影ですか?」と声を掛けられました。
シラケトラカミキリky200502
名前の通り体全体白い微毛に覆われます。
シラケトラカミキリky200503
クヌギやコナラ、カシ等の伐採木にやって来ます。
シラケトラカミキリky200504
体長8~11㎜。清水山。

ヒトオビアラゲカミキリ(フトカミキリ亜科)
ヒトオビアラゲカミキリz200501
蔓植物の枯れ蔓にいた所をネットイン
ヒトオビアラゲカミキリz200502
撮影後リリースしました。
体長7~10㎜。女山。

ヨツキボシカミキリ(フトカミキリ亜科)
ヨツキボシカミキリz200501
ヌルデの木の葉裏を丹念に探すと見つかります。
ヨツキボシカミキリz200502
これもネットイン後リリース。
ヨツキボシカミキリz200503
黒字に黄色い紋が綺麗で複眼が可愛いカミキリです。
体長8~11㎜。女山。

ツマグロハナカミキリ(ハナカミキリ亜科)
ツマグロハナカミキリky200501
色々な花で見つかる他、伐採木にも産卵にやって来ます。
体長12~18㎜。清水山。

キバネニセハムシハナカミキリ(ハナカミキリ亜科)
キバネニセハムシハナカミキリky200401
カエデ等でよく見つかります。
キバネニセハムシハナカミキリky200402
体長4~7㎜。清水山。

ヒナルリハナカミキリ(ハナカミキリ亜科)
ヒナルリハナカミキリyy200401
キブシの葉上にいましたが、カエデの花や広葉樹の葉上でよく見ます。
体長5.5~7㎜。矢部村。

フタオビヒメハナカミキリ(ハナカミキリ亜科)
フタオビヒメハナカミキリyy200501
色々な花にやって来ます。
フタオビヒメハナカミキリyy200502
クサイチゴ(野イチゴ)の花で花粉を食べていました。
体長4~6㎜。矢部村。

チャイロヒメハナカミキリ(ハナカミキリ亜科)
チャイロメハナカミキリyy200501
ヒメハナカミキリの仲間では一番普通種。
チャイロメハナカミキリyy200502
オオカメノキ(ムシカリ)の花に数個体発見。
体長6~8㎜。矢部村。

カメラ:ニコンD7100
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
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花とチョウ
2020/05/16(Sat)
深山の渓谷沿いを歩いてきましたが、たまに登山者とすれ違う程度でした。
色々な花や昆虫に出会いました。まずは貴重な花とチョウたちです。

ギンラン(ラン科)
ギンランyy200501
小さなランです。白を銀に例えています。黄色いキン(金)ランはもっと大きくなります。
ギンランyy200502
まだ10㎝程度でしたがこれからまだ伸びていきます。
ギンランyy200503
花は1㎝もありません。

コケイラン(ラン科)
コケイランyy200501
別名イト(糸)エビネと言われるように
コケイランyy200502
エビネランに似た小さな花を付けます。

キバナチゴユリ(ユリ科)
キバナチゴユリyy200502
漢字で黄花稚児百合、花は1㎝前後、林縁で極稀に見られます。

ツクシタニギキョウ(キキョウ科)
ツクシタニギキョウyy200501
この花も1㎝ありません。

ラショウモンカズラ(シソ科)
ラショウモンカズラyy200501
次種よりも大きな花を付けます。

オウギカズラ(シソ科)
オウギカズラyy200501
ヒイラギorキクのような葉が特徴です。

ヤマフジ(マメ科)
ヤマフジyy200501
いまが盛りです。
ヤマフジyy200502
近付くと甘い香りがします。

ジャコウアゲハ♂(アゲハチョウ科)
ジャコウアゲハ♂yy200501
腹部が毒々しく見えますが、幼虫の食草がウマノスズクサという毒草
なので体内に毒を蓄積していてそれを目立たせるための腹部の色です。
ジャコウアゲハ♀yy200501
メスは翅色が薄茶色に見えます。

カラスアゲハ(アゲハチョウ科)
カラスアゲハyy200501
次種とよく似ています。

ミヤマカラスアゲハ(アゲハチョウ科)
ミヤマカラスアゲハyy200502
後翅の外縁に沿って白線が見えます。

ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科)
ミヤマチャバネセセリyy200501
各地で数を減らしているチョウです。

ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科)
ヒメキマダラセセリyy200501
出始めのようで綺麗な個体でした。

スギタニルリシジミ(シジミチョウ科)
スギタニルリシジミyy200501
まだ見られましたが、さすがに翅は擦れていました。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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あちこちで出会った生き物たち
2020/05/14(Thu)
先週末神社や山などで出会った生き物たちです。
アゲハチョウの仲間は既アップしましたが、オトシブミの仲間はまた別の機会に…

オオスカシバ(スズメガ科)
オオスカシバyng200501
翅が透明なので一見ハチに見えますが
オオスカシバyng200502

オオスカシバyng200503
昼間活動するガの仲間です。

ヒメクロホウジャク(スズメガ科)
ヒメクロホウジャクyy200501
前種に似ていますが翅が透明ではありません。

ホソオビヒゲナガ♀(ヒゲナガガ科)
ホソオビヒゲナガ♀yy200501
メタリックに輝く小さなガです。

サカハチチョウ(タテハチョウ科)
サカハチチョウ春型yy200501
春型翅の個体がヒロハコンロンソウの花に。

コミスジ(タテハチョウ科)
コミスジz200501
新鮮な個体でした。

トラフシジミ(シジミチョウ科)
トラフシジミyy200501
2個体見たうちの1頭です。
トラフシジミyy200502
こちらも新鮮な個体でした。

トラマルハナバチ(ミツバチ科)
トラマルハナバチyy200502
大きいですがおとなしいハチで、そっと観察すれば刺されることはありません。

ノウサギ(ウサギ科)
ノウサギyy200502
人気の無い林道を走行していたら突然目の前にノウサギの子どもが現れました。
ノウサギyy200501
脱兎のごとくではなく「進んでは止まる」の繰り返しで暫く遊んで?くれました。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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アゲハチョウ色々
2020/05/11(Mon)
色々なアゲハチョウ科の仲間に出会うことができました。

ミカドアゲハ
ミカドアゲハyng200501
今年3度目にしてようやく再会。
ミカドアゲハyng200502
アオスジアゲハのエサキ型狙いで来ていた方から「生息地の神社が放火に会い、
ミカドアゲハyng200503
建て替えの時、食草のオガタマノキが伐られてしまいミカドは厳しい」との情報を得ました。
ミカドアゲハyng200504
ちょっとショックでした。(画像はミカドに迫るナミアゲハ)
ミカドアゲハyng200505
この日会えた個体(2or3頭?)は街中のタイサンボクで発生しているのではないかとのことでした。
ミカドアゲハyng200506
来年以降は会えるのでしょうか?

アオスジアゲハ
アオスジアゲハyng200501
こちらは次々に満開のトベラにやって来ます。
アオスジアゲハyng200502
ミカドより少し小さい
アオスジアゲハyng200503
ミカド同様、飛翔は敏捷です
アオスジアゲハyng200504
食草はクスノキです
アオスジアゲハyng200505
エサキ型がいたようですが、カメラに収めることはできませんでした。

ナミアゲハ
ナミアゲハyng200501
ミカドアゲハやアオスジアゲハより飛び方がゆっくりです
ナミアゲハyng200502
食草はミカン科

キアゲハ
キアゲハyng200501
トベラにはとまらず、すぐ傍のキツネアザミに暫く留まっていました。
食草はせり科

ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ♂yy200501
こちらは山間部に生息
ミヤマカラスアゲハ♂yy200502
ノアザミやシャクナゲの花を訪れていました
食草はミカン科のキハダやカラスザンショウなど

他にもま今年まだ撮影できていないアゲハがいますがいずれ…

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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今年会いに行けなかった野の花々
2020/05/09(Sat)
今年は体力の許す限り色々な花に(自生地で)再会しようと思っていたのですが、新型コロナで今のところ全て断念状態です。それぞれの野草(花)には出会った時の色々な思い出がります。来年は会えるといいなぁ…
よって、全て過去画像からの引用です。

ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)
ユキワリイチゲ (2)
この花は歌も作ったので色々な思いがある花です。

アズマイチゲ(キンポウゲ科)
アズマイチゲ
早春に咲くスプリングエフェメラルは、どれも小さく可憐な花ばかりです…

フクジュソウ(キンポウゲ科)
フクジュソウ
山や原野で出会いました

カタクリ(ユリ科)
カタクリ
最近腰痛が酷いので山に登れるか不安ですが…

サクラソウ(サクラソウ科)
サクラソウ
群落はまだ残っているでしょうか?

エヒメアヤメ(アヤメ科)
エヒメアヤメ
ハッとする紫色

ヒゴイカリソウ(メギ科)
ヒゴイカリソウ
不思議な形

スズラン(キジカクシ科スズラン亜科)
スズラン
可憐な花には毒がある…、今咲き始めかなぁ…

他にもたくさん、そしてこれから咲き始める花たちも…
今は身近な花たちをそっと愛でたいと思います。
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オトシブミの考察 ①
2020/05/04(Mon)
子どもの頃、昆虫図鑑で見たオトシブミは不思議な形をしていて印象に残りました。
大人になって自然写真を撮るようになったある日、ノイバラの葉を巻くヒメクロオトシブミと初対面、こんなにも小さいの?…これがオトシブミに興味をもったきっかけでした。

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クロモジの葉を巻く前のヒゲナガオトシブミ(上がオス、下のメスは首が短い)

今日はオトシブミの繁殖戦略(オス同士の闘争)について考えてみます。
昆虫は(人間以外の生物全般にも言える)、子孫を残すためにその一生を全うします。そのためにはメスを巡る争いに勝つ必要があるということです。直接的な奪い合いはもとより繁殖のためのホストの確保のためには争いが起こります。

ヒゲナガオトシブミ♂の首(触覚も)は長い
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ヒゲナガオトシブミの争いは首と触覚をピーンと伸ばして
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背比べをするような行動をします。負けた方はすごすごとその場を去っていきます。
ホストはクスノキ科のクロモジ・アブラチャン、モクレン科のコブシ、タデ科のイタドリ等。

(ナミ)オトシブミ
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オトシブミでも同様の背比べ行動が見られます。
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決して致命傷を負わせるような争いには至らずある意味平和的です。
ホストはブナ科のクリ・クヌギ、カバノキ科のハンノキ類等。

ルイスアシナガオトシブミ
ルイスアシナガオトシブミyy200402
大きく湾曲した長い脚を拡げてお互いを威嚇したり
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レスリングのような取っ組み合い(バックの取り合い?)をします。
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ホストはニレ科のケヤキ等。

前回アップしたヒゲナガオトシブミでは両方の行動が見られるらしいですが未確認…

進化の過程でそれに合わせて脚や首、触覚が長くなったのか、元々長かったのでそれを生かしたのか…
よく分かりませんが相乗作用によるのではないかと考えます。

カオジロヒゲナガゾウムシ(ヒゲナガゾウムシ科)
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オトシブミではありませんがその独特の頭部(顎)を生かして
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相手の体の下方から突き上げるような、まるで相撲を取っているように争いますが
暫くすると突然何事もなかったかのように離れて行きました。
ホストは広葉樹の伐採木等。

いずれにしても昆虫の闘争は平和的で、相手に致命傷を負わせる前に終わります。
それに引き換え人間は、より強大で効果的?な既に自らの手に負えないような武器を持って(作って)しまいました。それは人だけに止まらず地球上全ての生命を一瞬にして消し去ります。小さな自然観察を通して私自身の生き方が問われているような気がします。
最後に故笠木透さんが遺された詩の一節を紹介して終わります。

 ♪人間がいなかったなら どんなに美しいことだろう
   でも美しいと言えるのは人間だけだろう
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