5/20は、八女市の山間部へ出かけました。平地は汗ばむような陽気だったようですが風が心地よかったです。特に滝の傍はマイナスイオンが…
アザミの花が最盛期で色々な昆虫たちがやって来ました。
他にも貴重な野草が開花を迎えていましたが、予想に反してまだ蕾の野草も…。
カラスアゲハ(アゲハチョウ科)

アザミの花に次々と…他にオナガアゲハやジャコウアゲハも…
モンシロチョウ(シロチョウ科)

山間部では珍しいモンシロチョウです。
ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科)

この角度からは可愛い複眼が見えにくい…
アオハナムグリ(コガネムシ科)

鮮やかなグリーンです。
ムネアカクロハナカミキリ♂(カミキリムシ科)

メスは胸部が赤味を帯びます。
ここから林道へ向かいます。
キバナチゴユリ(ユリ科からイヌサフラン科へ変更されたようです)


自生地が限定される貴重な花です。今年は良い時期に出会えました。
フタオビヒメハナカミキリ(カミキリムシ科)

毎年この花にやって来ます。大きさ5㎜前後の微小種です。
エサキモンキツノカメムシ(カメムシ科)

背中のハートマークが可愛い出会えればラッキーなカメムシ。
キイロクビナガハムシ(ハムシ科)

アカクビナガのような気がしましたがキイロだと思います。
傍にキュウシュウヒゲボソゾウムシが…
ムナグロツヤハムシ(ハムシ科)

体色に変異の多い種です。
ギンラン(ラン科)

花を付けた株は多かったのですが、この株が一番綺麗な状態でした。
ギンリョウソウ(シャクジョウソウ科)

複雑な生態を持つ腐生植物。
コケイラン(ラン科)

エビネランを細くしたような姿からイトエビネとも言われます。
コミヤマスミレ(スミレ科)

しばし群生するのですが一輪ポツンと咲いてました。
ラショウモンカズラ(シソ科)

まだ花が残っていました。
トラマルハナバチ(ミツバチ科)

ラショウモンカズラの花に潜ることで受粉を媒介します。
ミズタビラコ(ムラサキ科)

平地に咲くキュウリグサによく似ています。
ヒゲナガオトシブミ♂(オトシブミ科)

林縁のクロモジやアブラチャンの葉を探すと見つかります。
ヒメクロサナエ(サナエトンボ科)

連結ペアなのですが下のメスは葉陰にいます。
ヤマキマダラヒカゲ(タテハチョウ科)

サトキマダラヒカゲとの見分けが難しい…
帰りにはブッポウソウ(カップルになってました)にも出会えました!
カメラ:ニコンD7100、 1V3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6