トンボたち
2013/05/31(Fri)
先日紹介したアオハダトンボに関連して、過去の画像も交えてトンボの仲間を…
トンボは、前翅と後翅が同じ形の均翅亜目(カワトンボやイトトンボの仲間)とそうではない不均翅亜目(その他のトンボ)に分けられます。均翅亜目の仲間は翅を閉じて止まるものが多いのも特徴です。また、成虫は成熟するにつれ体色が変わっていきます。

サナエトンボ科の仲間は似たような種が多く、同定に苦労します。
野鳥のシギ・チドリ並です。

タベサナエ(コサナエ属)
タベサナエy01
体長4.3~4.7㎝で、低山地の細流やその近くでよく見かけます。
矢部村にて撮影。

ヒメクロサナエ(ヒメクロサナエ属)
ヒメクロサナエt01
体長3.8~4.6㎝、山地の源流域で見かけます。
天山にて撮影。


カワトンボ科の仲間(特にオス)は、どれもメタリックなボディカラーで美しい種が多いです。
種ごとの違いを少し紹介します。

アサヒナカワトンボ
カワトンボの仲間は、以前はニシカワトンボ、ヒガシカワトンボ、オオカワトンボの3種でしたが、DNAの解析などで現在はニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの2種に再分類されました。
体長42~66㎜。矢部村、星野村にて撮影。
翅の色は、地域や個体で変異があります。
翅が透明のペア。
DSC_0172.jpg
トンボの交尾姿勢はどれも同じですが、体が細いカワトンボやイトトンボの仲間はきれいなハート形になります。

翅色の濃いオスの個体
DSC_0059.jpg
成熟したオスは腹部に白い粉を吹くものもいます。

薄い褐色翅の個体
P4150044.jpg
縁紋が白っぽいのでメスのようにも見えますが、未熟オスだと思われます。

メス
DSC_0021.jpg
体色は唐金色です。

正面からアップで…
アサヒナカワトンボ正面


ミヤマカワトンボ♂
ミヤマカワトンボ♂
オスの体はメタリックグリーンに輝きます。
この写真は2匹いるように見えますが、実は翅がステンドグラスのように下の川石に写っています。意図して撮ったものではなく偶然撮れた写真です。矢部村にて。

ミヤマカワトンボ♀
ミヤマカワトンボ♀s01
メスの体色は地味です。
体長63㎜~80㎜。
佐賀県のアオハダトンボと同じ場所にて。

交尾中のペア
ミヤマカワトンボ
メスは近くの水草の茎に産卵しますが、時には水中に潜って産卵し、潜水時間が1時間以上に及ぶ場合もあるそうです。矢部村にて。

ハグロトンボ♂
R0011530.jpg
アオハダトンボより少し大きく体長は54~68㎜あります。
オスの体はやはりメタリックグリーンですが、メスには金属光沢なく黒っぽい感じです。
翅は細長く黒く(メスは少し薄い)、青藍色味はありません。また、メスには白い縁紋(偽縁紋)もありません。

撮影機材:デジタルカメラ、銀塩カメラ(リバーサルフィルム)など
使用カメラやレンズは様々です。
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天山(てんざん) <後編>
2013/05/30(Thu)
今日は梅雨の雨も一時休止で涼しい一日でした。
さて、天山の後編ですが、色々なカミキリムシがいました。

モンシロチョウ(シロチョウ科)とノアザミ(キク科)
モンシロチョウとノアザミt01
ノアザミが盛りで、色々な蝶が訪れていました。
補虫網を持って蝶を追いかける父子も見かけたりと、子どもの頃を思い出しました。

チャイロヒメハナカミキリ(ハナカミキリ亜科ハイイロハナカミキリ族)
チャイロヒメハなカミキリt01
矢部村シリーズでも紹介しましたが、すぐ目の前のコガクウツギの花で観察できました。
体長6~9㎜。

ニンフ(ホソ)ハナカミキリ(ハナカミキリ亜科ハナカミキリ族)
ニンフハナカミキリt01
同じく矢部村シリーズでも紹介しましたが、これまた同じ場所で観察できました。
体長9~13㎜。

トゲヒゲトラカミキリ(カミキリ亜科トラカミキリ族)
トゲヒゲトラカミキリt01
これまた、いたる所で出会いますが、ここではガマズミの花に来てました。
体長8~11.5㎜。

シロオビゴマフカミキリ(フトカミキリ亜科ゴマフカミキリ族)
シロオビゴマ不カミキリt01
ハンノキの伐採枝にしがみついていました。
体色(模様)は鳥の糞に擬態しているといわれています。
体長6~11㎜。

グッと近付いたら…
シロオビゴマフカミキリt02
触角を体にくっつけ警戒態勢(擬態)をとられました。

ナカジロサビカミキリ(フトカミキリ亜科サビカミキリ族)
ナカジロサビカミキリt02
こちらは、ネムノキの伐採枝にカップルでしがみついていました。
一旦掌に乗ってもらいました。

その後近くの葉の上で…
ナカジロサビカミキリt01
体長6.5~10㎜。

ニセシラホシカミキリ(フトカミキリ亜科トホシカミキリ族)
ニセシラホシカミキリt01
図鑑によるとヤマハンノキなどを食樹とするようです。
ということは、ここの木はハンノキではなくヤマハンノキ…?
体長8~12㎜。
当然偽ではないシラホシカミキリという種もいます。
そちらも、撮れた時には紹介したいと思います。

撮影機材 カメラ:ニコンD7000 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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天山(てんざん) <前篇>
2013/05/29(Wed)
天山は、佐賀県のほぼ中央に位置する標高1046mの山です。
山頂は草原状になっていて、ミヤマキリシマ(ツツジ科)やツゲ等が群生しています。
貴重な植物もたくさんありますが、今回は山頂へは向かわず道路沿いの林縁で昆虫を探しました。

天山上宮駐車場からの眺め
R0013427.jpg
山頂近くまで道路が整備され、駐車場から30~40分で登れます。

オトシブミ♂(オトシブミ科オトシブミ亜科オトシブミ族)
オトシブミ♂t01
体長8~9.5㎜です。枯れた下草に止まっていました。

揺籃作り
R0013429.jpg
ここはハンノキ(カバノキ科)が多く、駐車場の周りでは間近で葉を巻く様子が観察できます。
オトシブミpt01

カシルリオトシブミ♂(オトシブミ科アシナガオトシブミ亜科ルリオトシブミ族)
カシルリオトシブミt01
体長3.5㎜前後。
道沿いのイタドリの葉にいました。オスの前脚は太くて長いです。

カシルリオトシブミ♀
カシルリオトシブミt02
メスがイタドリの葉を巻いていました。

ハギルリオトシブミ(オトシブミ科アシナガオトシブミ亜科ルリオトシブミ族)
ハギルリオトシブミt01
ハギ(萩)の葉が開くのに合わせて、他のオトシブミより遅く出現します。
体長3.5㎜前後で、少し紫色を帯びます。

他にも、ヒメクロオトシブミやルリ(ナラルリ?)オトシブミを見かけました。

ノミゾウムシの仲間(ゾウムシ科ノミゾウムシ族)
t01ノミゾウムシ
体長2.5㎜程。
ホウノキ(モクレン科)の葉裏にいました。
他にも似たようなゾウムシが結構いましたが種の同定はできませんでした。

ビロウドコガネ(コガネムシ科)
ビロードコガネt01
体長1㎝位で、からだ全体がビロウド状の微毛で覆われています。
数種類いますので、これもマルガタビロウドにも似ていて…。

シモフリコメツキ(コメツキムシ科)
シモフリコメツキt01
体長1.3㎝前後で、灰色毛が霜降り模様に見えます。

撮影機材 カメラ:ニコンD7000 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED

後篇につづく
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アオハダトンボの季節
2013/05/27(Mon)
5月25日、午前中(合宿前)時間があったので佐賀県の天山へ向かいました。
その途中の川にアオハダトンボが生息しています。
どこの川にもいそうでいない、地元の矢部川水系にも生息していないようです。

生息環境
kawa.jpg
こんなところにいますが、ここは偶然に見つけました。
川岸の水草の近くにいます。

アオハダトンボ♂
アオハダトンボ♂s06
メタリックグリーンの体が美しいトンボです。
体長は5.5~6㎝。

アオハダトンボ♂s05
一見ハグロトンボにも似ていますが、翅は青藍色を帯びて輝きます。

アオハダトンボ♂s03
陽光の角度で色が違って見えます。

アオハダトンボ♂s02
時々パッと一瞬翅を広げます。

アオハダトンボ♀s01
メスの翅は茶色に白い縁紋が入ります。

アオハダトンボ♀s02
ハグロトンボと違ってメスの体もメタリックグリーンです。

求愛行動
アオハダトンボps01
メスの周りをオスがディスプレイしながら飛び回ります。

いつまでもこの自然が残って欲しいものです。

撮影機材 カメラ:ニコンD7000 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
           ニコンD90 レンズ:トキナーAT-X80-400mmズーム
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マウンテンゴリラ 5月合宿
2013/05/26(Sun)
昨日(25日)は、恒例の月1合宿でした。場所はいつもの『漫娯俚庵(まんごりあん)』。
次の土曜日(6/1「千恵美ちゃんを偲ぶ会」)、翌週(6/9田川市障害者支援施設T)と続けてライヴがありますので、その練習を兼ねて集まりました。今回S氏が欠席でした。
来週歌う予定の新曲「紫陽花の咲く頃」の仕上げと練習を中心に、曲決めと流れをおさらいしました。
その後は当然のごとく酒宴の始まりです。
色々な話をしながら午前1時半過ぎには寝たと思います。

いつになく真剣な面々
R0015943.jpg
私はカメラマンでいつも写す側です…

ビールと肴その1
R0015946.jpg
今日は一番搾り500ml缶を5本。

肴その2
R0015948.jpg
K氏特製ゴーヤチャンプルー風…
ちょっとピリ辛です。

今宵の酒1
R0015953.jpg
ちょっと甘口でした。

今宵の酒2
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こちらはスッキリとした飲み心地です。

朝食
R0015963.jpg
朝から結構豪華です!

庭の様子
R0015956.jpg
木々の葉も茂り夏の装いとなってきました。


R0015958.jpg
クロヒカゲ(ジャノメチョウ科)が庭に遊びに来ていました。
ちなみに例の手乗りヤマガラは、子ども連れで遊びに来ているそうな…

次回は6月ですが、日程は6月1日に決定すると思います。

撮影機材 カメラ:リコーCX2
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矢部村 ⑨
2013/05/24(Fri)
いよいよ矢部村シリーズ最後です。
最後はハムシ科の仲間たちですが、ここに紹介する以外にも多くのハムシに出会いました。

アカガネサルハムシ
アカガネサルハムシy01
体長7㎜前後の、タマムシのように美しいハムシです。
ヤマブドウ、エビヅル、トサミズキ、ハッカ等の葉を食べます。
朝露に濡れています。

アカソハムシ
アカソハムシy01
体長5~6㎜、アカソやコアカソの葉を食べます。
このカップルはコアカソの葉上にいました。

アトボシハムシ
アトボシハムシy01
ここにもいました。体長4.5~5.5㎜。

ニレハムシ
ニレハムシy01
体長6.5㎜前後。
ニレやケヤキの葉を食べます。

ルリクビボソハムシ
ルリクビボソハムシy01
体長5.5㎜前後。アザミ等の葉を食べます。

マダラアラゲサルハムシ
マダラアラゲサルハムシy01
体長4㎜前後。茶の害虫として有名なようです。

カメノコハムシ
カメノコハムシy01
体長8㎜ほど。シロザ等を食べます。

ヒメカメノコハムシ
ヒメカメノコハムシy01
体長5~5.5㎜。イノコズチやアカザ等を食べるようです。

ジンガサハムシ
ジンガサハムシy01
体長9㎜前後。ヒルガオの葉を食べるそうです。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED

明日は毎月恒例のバンドの合宿です!
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矢部村 ⑧
2013/05/23(Thu)
オトシブミの仲間です。
雑木の森が多いので色々な種類が見られます。

アシナガオトシブミ♀(アシナガオトシブミ亜科アシナガオトシブミ族)
アシナガオトシブミy15
揺籃作りに遭遇しました。
クヌギの葉を巻いていましたが、以前紹介したヒメクロオトシブミよりも体が大きいこともあるのか、巻き始めから巻き終わるまで約40分と結構速かったです。
ただし、ヒメクロに比べ巻き方はやや雑でした。これは種によるものか個体差なのかは今後の観察でも確認したいと思います。

(ナミ)オトシブミ♀(オトシブミ亜科オトシブミ族)
オトシブミ♀y01
体色は前種に似ていますが、体長は大きくて8~9.5㎜でオスの首は少し長くなります。
クリやクヌギ、ハンノキなどの葉で揺籃を作ります。
この個体はクリの葉を巻いています。

オトシブミ揺籃y01
巻き終えた後切り落とされ地面に落ちていた揺籃(落し文)

ゴマダラオトシブミ♀
ゴマダラオトシブミ♀y01
体長7mm前後でクリやクヌギの葉で揺籃を作ります。
オレンジ地に黒い水玉模様が特徴ですが、この個体のように黒化するものもいます。
クヌギの葉を巻いていました。

ウスモンオトシブミ(オトシブミ亜科マダラオトシブミ族)
ウスモンオトシブミy02
丘陵地や山地でキブシの木があればたいてい見つかります。
他にはゴンズイの葉にも付きます。体長6.5~7mm。

ヒメコブオトシブミ(オトシブミ亜科オトシブミ族)
ヒメコブオトシブミy02
林道沿いにコアカソの群落が其処彼処にあり、注意深く探すと…いました!

ヒメコブオトシブミy01
揺籃を巻き終えたところです。体長6㎜前後。

ケシツブオトシブミ(アシナガオトシブミ亜科ルリオトシブミ族)
ケシルリオトシブミy01
カップルがノイバラの葉を食べていました。
最小種で大きくても3mm、ほとんどが2.5㎜前後です。

エゴツルクビオトシブミ♂(オトシブミ亜科クビナガオトシブミ族)
エゴツルクビオトシブミ♂y01
オスの体長8~9.5㎜。黒くて首の長いオトシブミです
メスは首が短く、エゴノキの葉で揺籃を作ります。

ヒゲナガオトシブミ(オトシブミ亜科クビナガオトシブミ族)
ヒゲナガオトシブミy01
揺籃を作るカップルの近くにオスがいます。

揺籃
ヒゲナガ揺籃y01
ヒゲナガオトシブミの揺籃づくりは丁寧です。

オス同士の争い
ヒゲナガオトシブミy02
長い首と触角をピンと伸ばし高さを競い合います。
それで決着がつかなければ首(頭)をぶつけ合います。
ナミオトシブミでもこのシーンを見たことがあります。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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矢部村 ⑦
2013/05/22(Wed)
今日は暑いうえにPM2.5の飛来がかなり多く、天気はいいのに靄がかかったような一日でした。

昆虫が続きます…

アオバナガクチキ(ナガクチキムシ科)
アオバナガクチキy01
体長6~15㎜。
マイナーな虫ですが何とも言えない美しい色合いをしています。
伐採木の上を忙しなく動き回っていました。

ホソナガコメツキダマシ(コメツキモドキ科)
ホソナガコメツキダマシ♀y02
体長5~9㎜。一見コメツキムシの仲間に見えますが何となく雰囲気が違いました。
伐採木に産卵中のメスです。オスの触角は櫛の歯状に広がるようです。

アオハムシダマシ(ハムシダマシ科)
アオハムシダマシy01
体長9~12㎜。名前で損をしている虫だと思います。

アオハムシダマシy02
タマムシにも勝るとも劣らない緑色の金属光沢が美しい虫です。
今年久しぶりに見つけました。

ウスグロテントウダマシ(テントウムシダマシ科)
ヨツボシヒラタテントウダマシy01
体長3.8~4.7㎜。
図鑑で調べましたが、他に該当するものがいないので、体型等から同定しました。

ジョウカイボン(ジョウカイボン科)
ジョウカイボンy01
体長14~18㎜。
一見カミキリムシにも見えますが、鞘翅が柔らかく触角もか細い。
そして何よりの違いは他の昆虫などを食べる肉食性です。

ヤノナミガタチビタマムシ(タマムシ科)
ナミガタチビタマムシy02
チビタマムシの仲間はどれも微小で体長3mm前後しかありません。
食べる植物の違いや鞘翅の模様の違いで見分けます。ただし自信なしです。
ヤノナミガタチビタマムシはケヤキの葉を食べます。
手の中で…。

コウゾチビタマムシ(タマムシ科)
コウゾチビタマムシy01
和紙の原料となる楮(コウゾ)やクワの葉に付きます。

クズノチビタマムシ(タマムシ科)
クズノチビタマムシf01
クズの葉に付きます。

今回は、…ダマシなど怪しげでマイナーな虫たちが多かったのですが、あくまで名前を付けたのは人間ですから本人(本虫)達には何の責任もありません。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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矢部村 ⑥
2013/05/21(Tue)
今日も暑い一日でした。
でも、こう毎日天気が良いと自然の中へ出かけたくなりますね~!

今日はカミキリムシの仲間達です。
木や草の花(特に白い花)には、ハナカミキリやトラカミキリの仲間が
花粉や蜜を食べに訪れます。

クワサビカミキリ(フトカミキリ亜科サビカミキリ族)
クワサビカミキリy02
画像では大きく見えますが、体長は6~10mmしかありません。

例の伐採木置き場にいました。
クワサビカミキリyo1
体色と模様は鳥の糞に擬態していると言われます。

ヨツキボシカミキリ(フトカミキリ亜科トホシカミキリ族)
ヨツキボシカミキリy01
体長8~11㎜。綺麗なカミキリです。
この個体もぞうですがヌルデの葉裏でよく見つかります。
以前、ネムノキの倒木に無数が群れているところを見たことがあります。

トゲヒゲトラカミキリ(カミキリ亜科トラカミキリ族)
トゲヒゲトラカミキリy01
コバノガマズミの花に多くの個体が群れていました。
体長7~12mm。

キイロトラカミキリ(カミキリ亜科トラカミキリ族)
キイロトラカミキリf01
体長13~21mm。
樹種はわかりませんがハゼに似ているような…
花に来ていましたが、望遠ズームレンズでの撮影です。

チャイロヒメハナカミキリ(ハナカミキリ亜科ハイイロハナカミキリ族)
チャイロヒメハナカミキリ
体長6~8.5㎜。とにかく小さくて弱々しい感じです。
画像はコバノガマズミの花に来ているところですが、色々な花に集まります。

ニンフハナカミキリ(ハナカミキリ亜科ハナカミキリ族)
ニンフハナカミキリy01
体長9~13mm。
遠くのミズキの花にいました。望遠レンズで撮ったものをさらにトリミングしましたが…。
触角に白い部分があることで種名を判断しました。

ミヤマクロハナカミキリ(ハナカミキリ亜科ハナカミキリ族)
ミヤマクロハナカミキリy01
体長9~14mm。
咲き始めたニシキウツギの花にやって来ました。

ムネアカクロハナカミキリ♀(ハナカミキリ亜科ハナカミキリ族)
ムネアカクロハナカミキリy01
体長12~18㎜。
胸部が赤いのはメスだけだそうです。
オスは前種やクロハナカミキリとの見分けが難しいようです。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED 
                      トキナーAT-X80-400mmズーム
           ニコンD7000 レンズ:タムロンSP400mm×1.4テレコン
     
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矢部村 ⑤
2013/05/20(Mon)
久しぶりの野草です。
大分県との県境に釈迦岳と御前岳があります。
そこへの林道沿いには珍しく貴重な花が咲きます。

ラショウモンカズラ(シソ科)
ラショウモンカズラy01
草丈は15~30㎝、花は3㎝程で、山地の日陰などに咲きます。
この花の形を、渡辺綱が羅生門で切り落としたとされる鬼女の腕に見立てて名付けられたそうです。
人の想像力は凄いですね。

オオギカズラ(シソ科)
オオギカズラy01
前種に似ていますが、花は小さく1㎝程です。
群生します。

フタリシズカ(センリョウ科)
フタリシズカy01
ヒトリシズカよりずっと大きく草丈は30㎝以上になります。
4枚の葉の間から2本(稀に1本や3本以上)の穂状花序を出します。

シコクスミレ(スミレ科)
シコクスミレy01
…だと思うのですが、岩清水の水汲み場の近くに群生していました。

ナルコユリ(ユリ科)
ナルコユリy01
草丈は50㎝以上になり、茎の下部に多くの花を付けます。
その様子が鳴子のように見えるところから名付けられました。

キバナチゴユリ(ユリ科)
キバナチゴユリy01
草丈は20~50㎝位になりその先に15㎜ほどの黄色い花を付けます。

キバナチゴユリy02
以前見つけた場所はがけ崩れで無くなり、新な場所を見つけましたお。

ツクシタニギキョウ(キキョウ科)
ツクシタニギキョウy01
草丈5~10㎝でその先に1㎝にも満たない白い花を付けます。

ギンラン(ラン科)
ギンランy02
草丈20~40㎝、1㎝にも満たない花を多く付けます。

ギンランy01
今年は珍しく大きく育った株を見つけました。

ギンランy03
黄色い金蘭(キンラン)に対して白は銀蘭です。

ギンランy04
可憐な花の宿命で盗掘が絶えません。来年も会えますように!

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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矢部村 ④
2013/05/19(Sun)
今日は朝から久しぶりの本格的な雨でした。
まぁ、生き物にとっては雨もたまには必要です。
お陰でどこにも出かけず、画像の整理と相成りました。
今日も大小様々なゾウムシ達です。

オオゾウムシ(オサゾウムシ科)
オオゾウムシy01
日本で最大のゾウムシで、大きいものでは体長が3㎝近いものもいます。
昨日紹介した伐採木にいましたが、3枚ほどシャッターを切ったら下(裏)の方へ行ってしまいました。

ハダカヒゲボソゾウムシ(ゾウムシ科)
ヒラズネヒゲボソゾウムシy01
体長5~6㎜で同じ場所にいました。
割と普通に見られます。

コブヒゲボソゾウムシ(ゾウムシ科)
リンゴコフキゾウムシy01
体長5.5~6㎜。最初リンゴコフキゾウムシかと思いましたが…、
何となく脚が細いし雰囲気が違うのでコブヒゲとしましたが自信なしです。
林道沿いの葉上で見つけました。

クチブトゾウムシの仲間(ゾウムシ科)
クチブトゾウムシy01
カシワクチブトかな?とも思いますが…

オビモンヒョウタンゾウムシ(ゾウムシ科)
オビモンヒョウタンゾウムシy01
色々なオトシブミが見つかるスポットがあるのですが、このゾウムシもそこで必ず見つかります。
体長6.5~8.5㎜。

キスジアシナガソウムシ(ゾウムシ科)
キスジアシナガゾウムシy01
イラクサ科のカラムシやアザミでよく見つかるアシナガゾウムシの仲間です。
茎に傷を付けて産卵するようです。
体長8~11㎜。

ハスジカツオゾウムシ(ゾウムシ科)
ハスジカツオゾウムシy01
ヨモギやアザミの葉上で見つかるカツオゾウムシの仲間です。
体長11㎜前後。

ホソアナアキゾウムシ(ゾウムシ科)
ホソアナアキゾウムシy01
体長5~8㎜のアナアキゾウムシの仲間です。
体色は白黒斑模様で鳥の糞に擬態しています。
いつもダニをくっ付けている個体をよく見ますが、この個体のダニの数は半端じゃなくちょっと気持ち悪いです。
何故かマイカーのリヤガラスに止まっていました。

ホソアナアキゾウムシy03
地面におろして撮影しました。

ユアサハナゾウムシ(ゾウムシ科)
ユアサハナゾウムシy01
体長2~3㎜と極小のハナゾウムシの仲間です。
ケヤキの葉先にたくさんいました。

ユアサハナゾウムシy02
手の甲の上で。

ノミゾウムシの仲間(ゾウムシ科)
ノミゾウムシy01
こちらも小さく2~3㎜位しかなくノミゾウの仲間?としかわかりません。
同じくケヤキの葉にいました。

ノミゾウムシy02
背面から見ると口吻が隠れてゾウムシには見えません。

ホソクチゾウムシの仲間(ホソクチゾウムシ科)
ホソクチゾウムシy01

ホソクチゾウムシy02
同じく2~3㎜しかなく同定困難です。
ヒゲナガホソクチのようにも見えるのですが…。
この2匹は別の場所で撮ったものです。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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矢部村 ③
2013/05/18(Sat)
ゾウムシの仲間も色々いましたが、今日はゾウムシに見えないゾウムシの仲間たちです。
が、その前に蝶を追加します。

ジャコウアゲハ♂(アゲハチョウ科)
ジャコウアゲハ♂y01
ジャコウアゲハは、翅の黒色が若干薄いように感じます。
赤い紋が体にもあり他のアゲハとは区別できます。
幼虫の食草になるウマノスズクサはアルカロイド系の毒を含み、それを食べることで体内に毒を蓄積しています。そうすることで鳥などの天敵から身を守ります。

ジャコウアゲハ♀
ジャコウアゲハ♀y01
メスはさらに色が薄くなり、茶色っぽく見えます。
紋も薄いオレンジ色です。

コジャノメ(ジャノメチョウ科)
コジャノメy01
前翅蝶20~30㎜の地味な蝶ですが、じっくり観ると眼状紋も美しく
丸っこい翅が可愛いです。
幼虫の食草は、アシボソ、チジミザサ、ススキなどです。
道路上にいました。

杣の里(そまのさと)の駐車場の傍らに伐採されたケヤキ等が置いてあります。
R0013422.jpg
ここには色々な昆虫が集まってきます。
昨年は伐採されたばかりで皮も残っていて、ケヤキナガタマムシがたくさんいたのですが、
今年、皮がきれいに剥かれていました。

ヒゲナガゾウムシ科の仲間は、ゾウムシと名がつくものの、口吻の形が所謂ゾウムシとはかなり違っています。名前の通り触角が異常に長い種もいます。
大きさも数ミリから2㎝をこえるものまで様々ですが小さい種の方が多いです。
例外を除いて枯れ木や伐採木、そこに生えたキノコ類に集まります。

エグリコブヒゲナガゾウムシ
エグリコブヒゲナガゾウムシy01
体長5~6㎜程、初見です。上記の場所で見つけました。
ゆっくり観察させてもらいました。
背面、翅のコブが分かりますか?

顔面です。
エグリコブヒゲナガゾウムシy02
悪人面ですね~。

側面です。
エグリコブヒゲナガゾウムシy04
なかなか面白い体型です。

(小さい)ヒゲナガゾウムシの仲間は、以外に警戒心が強く、よく動き回ります。
そして危険と判断するや否やパッと飛んで行ってしまいます。
エグリコブヒゲナガゾウムシy03
その瞬間を捉えました。翅を広げる前に飛び跳ねているようです!

手の上に載せてみました。
エグリコブヒゲナガゾウムシy05
本当に小さいです。

コモンヒメヒゲナガゾウムシ
コモンヒメヒゲナガゾウムシy02
同じ場所で、こちらも初見です。
さらに小さく3㎜程しかありませんが、触角は意外に長いですね。

側面です。
コモンヒメヒゲナガゾウムシy01
意外に可愛いです。

クロフヒゲナガゾウムシ
クロフヒゲナガゾウムシy01
こちらは、林道沿いの折れたカエデの小枝にいましたが、
この後アッという間に飛んでいなくなりました。

ヒゲナガゾウムシとの出会いは少ないですが、なかなか面白いです。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
       リコーCX2
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矢部村 ②
2013/05/17(Fri)
この時期、あちこちでノアザミ(キク科)の花が綺麗です。
ノアザミは春に咲く唯一のアザミで、多くの昆虫が訪れます。
そこに集まる蝶たちです。

カラスアゲハ(アゲハチョウ科)
カラスアゲハy01
前翅長45~80㎜大きな蝶です。
クロアゲハに似ていますが、翅表は緑や青に美しく輝きます。
幼虫は、コクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウなどミカン科の葉を食べます。

ミヤマカラスアゲハ(アゲハチョウ科)
ミヤマカラスアゲハy01
前種に似ていますが、翅表の色はより鮮やかなような気がします。
カラスアゲハとの違いは後翅の裏に白いスジが入ります。
幼虫は、キハダ、カラスザンショウ、ハマセンダンなどミカン科の葉を食べます。

オナガアゲハ(アゲハチョウ科)
オナガアゲハy01
前2種に比べると若干小さく翅が細長い感じがし、緑や青の光沢はありません。
特に尾状突起の長さが目立ちますが、これが名前の由来です。
幼虫は同じくミカン科の葉を食べます。

ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科)
ミヤマチャバネセセリy01
前翅長16~22㎜のどちらかといえば地味な色合いの蝶です。
幼虫は、ススキ、チガヤ、ヨシなどのイネ科の葉を食べます。
似たような種とは前翅裏の白紋の状態で見分けます。

ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科)
ヒメキマダラセセリy01
前翅長12~17㎜の黄色っぽいセセリチョウです。
幼虫は、イネ科のススキ、チジミザサなどや、カヤツリグサ科のカサスゲなどの葉を食べます。
吸蜜のために口吻を伸ばしています。

モンキチョウ(シロチョウ科)
モンキチョウy01
モンシロチョウ位の大きさです。
幼虫は色々なマメ科の草本を食べます。

スジグロシロチョウ(シロチョウ科)
スジグロシロチョウy01
ヤマトスジグロというのもいて同定に自信無しです。
大きさはモンシロチョウより若干大き目です。
幼虫は、野生のアブラナ科草本などを食べます。

テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウy01
汗の匂いに惹かれてか私の手に止まりました。
幼虫は、ニレ科のエノキやエゾエノキの葉を食べます。

トラフシジミ(シジミチョウ科)
トラフシジミy01
翅表は紫色をしていますが、翅裏の模様は春型と夏型で違います。
これは春型で縞模様がハッキリとしています。
幼虫は、マメ科のフジやクズ、ウツギ科のウツギ、バラ科のノイバラなどを食べます。
ウツギの花に来ていました。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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矢部村 ①
2013/05/17(Fri)
八女市矢部村は福岡県南部に位置し、熊本、大分両県との境にある山間部です。
まだ自然も多く残され、多くの生き物が見られます。
岩清水が滴るスポットもあり、私は名水を求めて時々出かけます。
しかし、昨年の九州北部豪雨で星野村同様大きな被害が出ている場所もあります。

5月13日に観察したものをシリーズでアップしていきます。

イカル(アトリ科)
イカルy01
毎冬、平地でも多く見かけるのですが、昨年から今年にかけては全く出会えませんでした。
ようやくここで出会えました。

イカルy02
ウン○の瞬間!
「杣の里」という森林体験施設があり、その近くの大杣公園には巨木の森があります。
そこでたくさんのイカルが鳴いていました。
他にもオオアカゲラの声と姿をちらっと見たのですが…

今回、鳥さんの写真ははイカルのみでした。

撮影機材 カメラ:ニコンD7000 レンズ:タムロンSP400mm×1.4テレコン
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GW後半 ⑪
2013/05/15(Wed)
いよいよこのシリーズも最後です。

カタモンコガネ(コガネムシ科スジコガネ亜科)
カタモンコガネu01
体長8~11.5㎜。
浦山公園のノイバラの花にいました。

ヒメアシナガコガネ(コガネムシ科コフキコガネ亜科)
ヒメアシナガコガネg01
体長6~9㎜。体色(模様)の変異が多いコガネムシです。
各種の花を訪れます。
グリーンピア八女のコバノガマズミの花にいました。

不明種(コガネムシ科)
ヒゲブトハナムグリh00
ヒゲブトハナムグリにしては毛深くなく、アシナガコガネの仲間のようでもあり…?
体長は1㎝位あったと思います。
浦山公園にて。

アサヒナカワトンボ♂(カワトンボ科)
アサヒナカワトンボ♂k01
カワトンボの仲間は以前は3亜種(オオカワトンボ、ヒガシカワトンボ、ニシカワトンボ)に分けられていましたが、2007年に、オオカワとヒガシカワがニホンカワトンボに、ニシカワがアサヒナカワトンボの2亜種に再分類されました。
体長42~57㎜、翅は透明なものや褐色のものがいます。オスの体色はメタリックグリーンのものと白い粉をふいたものがあります。
星野村にて。

アサヒナカワトンボ♀
アサヒナカワトンボ♀h01
山地の渓流やその近くにいます。
オスとメスの違いは、翅の紋(縁紋)の色です。茶色がオスでメスは白です。
清水山にて。

トンボのシーズンはこれからです!

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ⑩
2013/05/14(Tue)
今日も夏日でした。
ハムシの仲間その2は、ちょっと変わったハムシ達です。
トゲハムシの仲間(トゲハムシ亜科)は、一見毛虫に見えてとても甲虫の仲間とは思えません。
このトゲで身を守っているのでしょう。

タケトゲハムシ
タケトゲハムシa01
体長5~6㎜、竹類の葉を食べます。白い部分は食痕です。
阿蘇にて。

カタビロトゲハムシ
カタビロトゲハムシg01
体長4~6㎜、名前の通り肩(横)広い体型です。

カタビロトゲハムシg02
コナラの葉等を食べます。
グリーンピア八女にて。

クロルリトゲハムシ
クロルリトゲハムシ
体長4.2~5㎜。ススキの葉を食べます。
同じくススキに付くクロトゲハムシというのもいます。
矢部村にて。

コブハムシの仲間(コブハムシ亜科)は、体長が3㎜程のものばかりで本当に虫(特にイモ虫や毛虫類)の糞にしか見えません。
卵にも親虫が糞を塗りつけ、さらに幼虫はそれの上に自らの糞を重ねていきます。
好んで糞を食べる輩はいないと思いますので究極の擬態ではないでしょうか。

ムシクソハムシ
ムシクソハムシk01
名前のごとくというか色も形も…ある意味スゴイ名前ですね。
クヌギやコナラの葉を食べます。
グリーンピア八女にて。

ツツジコブハムシ
ツツジコブハムシu02
名前の通りツツジ類の葉を食べます。

ツツジコブハムシu01
正面顔です。

ツツジコブハムシ幼虫
幼虫です。
糞を纏った姿はまるでヤドカリですね。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ⑨
2013/05/13(Mon)
今日は暑かったですね。こちらは夏日でした。
夜勤明けで昼間は休みだったので、久しぶりに八女市矢部村まで行ってきました。
たくさんの昆虫に会えましたが、画像アップはこのシリーズの終了後に…
というところで、今日はハムシの仲間その1です。

アトボシハムシ(ヒゲナガハムシ亜科)
アトボシハムシa01
ウリハムシと同じ仲間で、カラスウリやアマチャヅル等の葉を食べます。
前翅の中央部と後部に黒い星(アトボシ)がありますが中央部の星は消える個体もいます。
体長4.5~5.5㎜、阿蘇にて。

イチモンジカメノコハムシ(カメノコハムシ亜科)
イチモンジカメノコハムシk01
ムラサキシキブやヤブムラサキの葉を食べます。
体長8~9㎜、清水山にて。

キバネマルノミハムシ(ノミハムシ亜科)
キバネマルノミハムシg01
ネズミモチ等の葉を食べます。
体長3.5~5㎜、グリーンピア八女にて。

ズグロアカハムシ(ヒゲナガハムシ亜科)
ズグロアカハムシa01
体長6㎜前後、阿蘇でコナラの葉にいました。

トビサルハムシ(サルハムシ亜科)
トビサルハムシk01
クヌギやコナラ、カエデ等に付きます。
体長6~8㎜、清水山にて。

トビサルハムシk02
飛び立つ瞬間が撮れました。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ⑧
2013/05/12(Sun)
カミキリムシの仲間がボチボチ増え始めました。
カミキリムシも種類が多く日本には約800種いるそうです。
大きさも数ミリ~7~8センチと様々です。

キバネニセハムシカミキリ
キバネニセハムシカミキリk01
名前のとおり一見ハムシに見えるカミキリです。
体長4~8mmで幼虫はヌルデやアカメガシワ、ヤマブドウなどの枝の中にいます。
成虫は各種の花を訪れます。
清水山にて。

ホタルカミキリ
ホタルカミキリa01
成虫は花にも来ますが、幼虫の餌となるネムノキ等の倒木や枯れ木に集まります。
体長7~10mm。南阿蘇ビジターセンターの壁にいました。

ベニカミキリ
ベニカミキリ
成虫はカエデやクリ等色々な花に集まります。
幼虫は各種の竹を食害します。
昔は畑のネギ坊主にたくさんいましたが、最近は見かけることが稀です。
体長12~17mm。浦山公園のハゼの葉裏にいました。

トゲヒゲトラカミキリ
トゲヒゲトラカミキリg01
トラカミキリの仲間で、各種の花を訪れます。
分かり難いですが、触覚に小さな棘があります。
体長8~11.5㎜。グリーンピア八女のコバノガマズミの花にいました。

コジマヒゲナガコバネカミキリ
コジマヒゲナガコバネカミキリh01
前翅(鞘翅)が小さく(コバネ)一見蜂にしか見えません(擬態)が、
れっきとしたカミキリムシの仲間です。

コジマヒゲナガコバネカミキリh00
体長5.5~8㎜で各種の花を訪れます。
星野村のコバノガマズミの花にいました。

モモブトカミキリモドキ♀(カミキリモドキ科)
モモブトカミキリモドキh01
カミキリムシに似ていますが全く別物です。オスの後腿節は太くなります。
体液に毒があり皮膚に触れると水疱ができるそうです。
体長5.5~8㎜。星野村のコバノガマズミの花にいました。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ⑦
2013/05/11(Sat)
ゾウムシの仲間は種類が多く、日本だけでも約1300種いるそうです。
見つかる環境も様々で木や草の葉の上から、枯れ木や朽木の表面や材の中、穀類、果ては土中や水中までいるらしいです。
だから、ちょっと意識して探すと意外と身近な場所にいたりします。

カシワクチブトゾウムシ(クチブトゾウムシ亜科)
カシワクチブトゾウムシk01
コナラの葉縁を歩いていました。
体長5㎜前後ですが、アップで見ると意外と可愛いです。
コカシワクチブトゾウムシ等、似た種も多く確信はありません。
清水山にて。

キュウシュウヒゲボソゾウムシ?(クチブトゾウムシ亜科)
ヒゲボソゾウムシh00
各種広葉樹の葉にいますが、これも似たような種が多くしかも逆光で同定は難しいです。
体長は1㎝ほどありました。星野村にて。

ウスヒョウタンゾウムシ(クチブトゾウムシ亜科)
ウスヒョウタンゾウムシa01
ゾウムシとしては大きい方で9~13㎜あります。
セリ科植物の葉上でよく見ますが、ハナウドの葉上にいました。
阿蘇にて。

フトアナアキゾウムシ(アナアキゾウムシ亜科)
フトアナアキゾウムシa02
体長1.2~1.6㎝と大きいゾウムシです。
モクレン科のホオノキやコブシに付くそうですが、珍しい種らしいです。
阿蘇でコブシの小枝にいました。

フトアナアキゾウムシa01
手のひらの上で。
ちなみにアナアキの意味は前翅に無数のボコボコ(穴)があるためです。

ホホジロアシナガゾウムシ(アシナガゾウムシ亜科)
ホホジロアシナガゾウムシh01
ヌルデの新枝が齧られて、萎れて垂れさがった枝がいくつかありました。
星野村にて。

コフキゾウムシ(コフキゾウムシ亜科)
コフキゾウムシg01
体長3.5~8㎜で、クズの葉上でよく見られます。
体を覆う薄青緑色の鱗片は徐々に剥げていき黒くなります。
ノミの夫婦でメスがかなり大きいカップルです。
グリーンピア八女にて。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ⑥
2013/05/10(Fri)
ゾウムシの仲間もボチボチ出揃ってきました。
まずはシギゾウムシの仲間です。

シギゾウムシの仲間は、口吻が鳥のシギの嘴のように細長く湾曲するのが特徴です。
私の好きなグループです。
この長い口吻で木の実などに穴を穿けて産卵するために、メスの方が口吻が長くなっています。産卵管は口吻と同じくらいの長さがあるそうです。

エゴシギゾウムシ
エゴシギゾウムシ03
名前の通りエゴノキにいます。
実に穴を穿けて産卵します。
体長5.5~7㎜。清水山にて。

エゴシギゾウムシk01
蕾に吻を差し込んでいますが、花粉でも食べているのでしょうか?

エゴシギゾウムシk02
手のひら(薬指の付け根)に乗せてみました。
中々可愛いでしょ?

イヌビワシギゾウムシ
イヌビワシギゾウムシk02
こちらはイヌビワの実に付きます。
大きさはさらに小さくて3.5~4.5㎜です。

イヌビワシギゾウムシk03
交尾をしながらも実に穿孔中です。
女山森林公園にて。

チビシギゾウムシの仲間
チビシギゾウムシk01
こちらはさらに小さく2mmあるかないかといったところです。
ジュウジチビシギかレロフチビシギ辺りだろうと思うのですが…
小さすぎて一見ゴミか虫の糞にしか見えません。よって撮影には一苦労です。
コナラなどに付きますが、新枝を噛んで産卵するようです。
萎れた小枝があったらこの虫がいる可能性大です。
女山森林公園のコナラの木にいました。

チビシギゾウムシk02
風の影響でブレたりボケたり…

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ⑤
2013/05/09(Thu)
今日はチョッキリの仲間です。
チョッキリという名は、葉や茎、実(果実やドングリ)をチョキッと切るところから付いたようです。
ここではチョッキリゾウムシ科としていますが、オトシブミ科チョッキリゾウムシ亜科とする説もあります。いずれにしても、オトシブミと近い仲間であることは間違いないようです。

ファウストハマキチョッキリ(ハマキチョッキリ族)
ファウストハマキチョッキリh00
体長3~5㎜の濃赤色の金属光沢が美しいチョッキリです。
コナラやカエデの葉を葉巻状に巻きます。

ファウスト揺籃h
コナラの葉を巻き上げました。
星野村にて。

イタヤハマキチョッキリ(ハマキチョッキリ族)
イタヤハマキチョッキリa02
前種に似ていますが、こちらの方が大きく、光沢がちょっと弱いように感じます。
カエデ類の葉を集めて大きな揺籃を作りますが大きな葉を好むようです。
体長オス4~7mm、メス4~6㎜。阿蘇にて。

イタヤハマキチョッキリ揺籃
トウカエデの葉を巻いて作った大きな揺籃。
子どものこぶし位あります。

コナライクビチョッキリ(イクビチョッキリ族)
コナライクビチョッキリh00
コナラやカシなどの新葉を巻きます。
体長2.4~4.2㎜。
星野村で、カシの葉を巻いていました。

コナライクビチョッキリk01
足を広げてコナラの葉を巻いています。
清水山にて。

ミヤマイクビチョッキリ(イクビチョッキリ族)
ミヤマイクビチョッキリa01
コナラやミズナラ、カシワ等の葉を巻きます。
体長3.5~4.5㎜、阿蘇にて。
ミズナラかナラガシワのような大きな葉を巻いていました。

チョッキリの仲間
チョッキリ
体長は3mm程でしたが、まともに撮れた画像(私の手のひら上)がこれだけですので…。
カシルリチョッキリのようにも見えますが同定できません。
星野村にて。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ④
2013/05/08(Wed)
昨日のヒメクロオトシブミに続いて、オトシブミ科の仲間達です。

アシナガオトシブミ♀(アシナガオトシブミ亜科アシナガオトシブミ族)
アシナガオトシブミ♀k02
コナラの葉を巻こうとしています。
以前紹介した八女で見た個体は胸部もオレンジ色でしたが、
この個体の胸部は黒色です。

アシナガオトシブミ♀k01
葉を少し齧って樹種の確認をしています。
画像の下部には巻かれたものが…。
体長4.5~6.5㎜、清水山にて。

ナラルリオトシブミ(アシナガオトシブミ亜科ルリオトシブミ族)
ナラルリオトシブミh01
コナラやクヌギ、クリなどの葉をリボン状に細く切って巻いていきます。
複眼が接するのが特徴らしいですが…。
体長2.5~3.8㎜、星野村にて。


ケシルリオトシブミ(アシナガオトシブミ亜科ルリオトシブミ族)
ケシルリオトシブミa01
こちらはノイバラやキイチゴを巻きます。
オトシブミの最小種で体長2.5~3mm、阿蘇にて。

カシルリオトシブミ♀(アシナガオトシブミ亜科ルリオトシブミ族)
カシルリオトシブミh00
イタドリ、コナラ、クヌギ、フジなど色々な葉を巻きますがイタドリでよく見ます。
胸部の金緑色が特徴です。
体長3~4.5㎜、星野村にて。

ウスモンオトシブミ(オトシブミ亜科オトシブミ族)
ウスモンオトシブミh00
キブシやゴンズイの葉を巻きます。

ウスモンオトシブミh01
阿蘇でも観ましたが葉裏にいることが多いです。
体長5~7㎜、星野村にて。

ヒメコブオトシブミ(オトシブミ亜科オトシブミ族)
ヒメコブオトシブミa01
アカソ、コアカソ、ヤブマオ、イラクサ等の葉を巻きます。
どちらかというと日陰にいることが多いです。
活動を始めたばかりなのかケヤキの小枝にいました。
体長5~6.5㎜、阿蘇にて。

ヒゲナガオトシブミ(オトシブミ亜科クビナガオトシブミ族)
ヒゲナガオトシブミh00
メスはオスを乗っけたままクロモジの葉を巻いていました。
阿蘇の野草園でも初観察できましたが、この画像は星野村です。
体長オス5~8.5㎜、メス5~6.5㎜。

ヒゲナガオトシブミh01
ちなみに葉を巻くのはメスだけです。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ③
2013/05/07(Tue)
ヒメクロオトシブミが揺籃(幼虫の隠れ家と餌になります)を作っているところに出くわしました。
誰に教わるわけでもなく遺伝子に組み込まれたDNAがそうさせるのか?
わずか5㎜足らずの小さな虫のどこに、こんな知恵と力が隠されているのかいつも感動せずにはいられません。
オトシブミの種類によって切り込み方は違いますが、出来上がった形はどれも良く似ています。また、枝に残したままにするものと切り落としてしまうもの、右巻・左巻、同じ種類でも色々あるようです。

ヒメクロ揺籃01
口と足を使って端から切込みを入れていきます。
中心まで行くと反対側の端から切込みを入れていきます。

ヒメクロ揺籃02
真中まで来ると主脈の一部を残し齧(かじ)ります。
そして葉が萎れてくるのを待ちます。

ヒメクロ揺籃03
葉の状態を見ているのでしょうか?

ヒメクロ揺籃04
葉裏に回り、さらに萎れさせるために?主脈を所々齧っていきます。

ヒメクロ揺籃05
齧った跡が分かりますか?

ヒメクロ揺籃09
葉が萎れてきたら裏から足で葉を折っていきます。

ヒメクロ揺籃11
位置をずらしてさらに折ります。
見ているこちらも思わず力が入ります。

ヒメクロ揺籃12
折り目を付けたら葉の下の方から巻き始めます。

ヒメクロ揺籃14
前(表)に回ったり…

ヒメクロ揺籃15
後ろ(裏)に回ったり…

ヒメクロ揺籃16
移動しながら…

ヒメクロ揺籃17
巻いていきます。

ヒメクロ揺籃20
だいぶ巻き上げました。

ヒメクロ揺籃21
もう一息…

ヒメクロ揺籃22
最後の折り目を…

ヒメクロ揺籃23
返して…

ヒメクロ揺籃24
完成です!

ヒメクロ揺籃25
最後の点検

ヒメクロ揺籃26
大丈夫かな…?

ヒメクロ揺籃27
完了です。
観察を始めてここまで2時間半程かかりました。
巻く途中で、真ん中あたりを齧って穴を穿けて産卵します。

この方法で、数日かけて(たぶん)10個前後作っていきます。
小枝の先にたくさんぶら下がっている光景に出合うこともあります。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ②
2013/05/06(Mon)
今年のGWは珍しく天候に恵まれ、気温の上昇に合わせるように多くの昆虫たちと出会いました。
まずは蝶の仲間です。

オオルリシジミ(シジミチョウ科)
オオルリシジミa01
毎年のGWの阿蘇詣ではこの蝶に会うことも目的の一つです。
もう20年以上にもなるでしょうか?ま、途中行けなかった年も多いのですが…。

オオルリシジミa02
シジミチョウの中でも大きい方で500円硬貨位あります。
長野県の一部と阿蘇くじゅう地域けでしか見られなくなった絶滅危惧種です。
熊本県の特定希少野生動物に指定され保護されていますし、採集は厳禁です。
阿蘇でも5月にしか見られません(初中旬が最盛期)。
マメ科のクララが食草で、開発によりクララ群落が無くなったことが衰退の原因です。
翅表は綺麗な瑠璃色(ブルー)です。

オオルリシジミa03
集団ねぐら?

オオルリシジミa04
キイチゴの花の上で。

サツマシジミ(シジミチョウ科)
サツマシジミg01
阿蘇でも見ましたが、この個体はグリーンピア八女で撮ったものです。
翅表が美しいのですが翅を広げてくれませんでした。
大きさはルリシジミよりちょっと大きくオオルリシジミよりは小さいです。
ガマズミなどを幼虫の食草にします。

クロアゲハ(アゲハチョウ科)
クロアゲハu01
黒い翅に赤い紋が特徴です。
ミカン科のカラタチやミカン類の葉が食草になります。
この時期はツツジの花によく来ます。
浦山公園にて。

アオスジアゲハ(アゲハチョウ科)
アオスジアゲハk01
黒にブルーのコントラストが美しい蝶です。
何故かシロツメクサの群落にたくさん群れていました。
クスノキが食草です。
女山森林公園にて。

コミスジ(タテハチョウ科)
コミスジu01
濃い茶色に白い3本筋があるモンシロチョウ位の大きさの蝶です。
マメ科のクズやフジを食草とします。
浦山公園にて。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)
ダイミョウセセリ00
小さく忙しなく飛び回り、セセリチョウとしては珍しく翅を開いて止まります。
ヤマノイモを食草とします。
星野村にて。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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GW後半 ①
2013/05/05(Sun)
ゴールデンウィーク後半もあちこちと出かけています。
八女市星野村&黒木町のグリーンピア八女、地元筑後広域公園。
4日は阿蘇高森町の南阿蘇ビジターセンター等々です。
それらをまとめて報告します。
まずは、野鳥編です。
居残り組の冬鳥、旅鳥、そして夏鳥や留鳥など色々です。

オオヨシキリ(スズメ目ウグイス科)
オオヨシキリk01
体長18㎝、ユーラシア大陸南部で越冬し夏鳥として葦原などに渡って来ます。

オオヨシキリk02
葦の穂先で「ギョギョシギョギョシ」と大きな声で鳴きます。
メスは葦の茎や葉を組んで巣を作ります。
筑後広域公園にて。

ホオジロ(スズメ目ホオジロ科)
ホオジロk01
この時期は木や草の先でよく鳴いています。
筑後広域公園にて。

シメ(スズメ目アトリ科)
シメ夏羽k01
夏羽に換わって嘴が鉛色になっています。
そろそろ渡っていくのでしょうか?

セイタカシギ(チドリ目セイタカシギ科)
セイタカシギk01
3年ぶりの再会です。
全長37㎝ほどでピンク色の長い脚と白黒の体色でよく目立ちます。

セイタカシギk02
かつては旅鳥でしたが、今では各地で繁殖しているそうです。
ここではどうなのでしょうか?筑後広域公園にて。

コチドリ(チドリ目チドリ科)
コチドリk01
気が付いたらすぐ目の前にいました。
筑後広域公園にて。

コゲラ(キツツキ目キツツキ科)
コゲラa01
枯れ木の穴から顔を出していますが子育て中?
でも木屑を咥えているようでもあります。
阿蘇にて。

コサメビタキ(スズメ目ヒタキ科)
コサメビタキg01
体長13㎝ほどでメジロ位の大きさです。
ユーラシア大陸南部で越冬し夏鳥として渡って来ます。

コサメビタキg02
色は地味ですが目が可愛いです。
グリーンピア八女にて。

キビタキ(スズメ目ヒタキ科)
キビタキg02
体長14㎝ほど。
東南アジアで越冬し夏鳥として渡って来ます。

キビタキg01
黄色と黒のコントラストが美しいですが「ポッピリリ」等と鳴く
鳴き声も綺麗です。
すぐ近くに止まってくれました。
グリーンピア八女にて。

撮影機材 カメラ:ニコンD7000 レンズ:タムロンSP400mm×1.4テレコン
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湯布院 ③
2013/05/03(Fri)
最後は昆虫編です。
野鳥もオオルリとキビタキを見たのですが、シャッターチャンスを逃しました。

この日は意外と風が強くて気温も思ったほど上がりませんでした。
そのためか昆虫は昨年に比べて少なかったです。

ビロウドツリアブ(ツリアブ科)
ビロウドツリアブ
キイチゴ(モミジイチゴ)の花の蜜を吸っていました。

キクビアオハムシ(ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科)
キクビアオハムシ
体長6.5㎜のメタリックグリーンが美しいハムシ。
幼虫はサルナシやノリウツギ等の葉を食べます。

キイチゴトゲサルゾウムシ(ゾウムシ科)
キイチゴトゲゾウムシ
体長3㎜前後。キイチゴの葉裏で見つけました。

ヒメケブカチョッキリ(チョッキリゾウムシ科)
ヒメケブカチョッキリ1
ノイバラで見かけることが多いですが、ここではキイチゴの葉にいました。

ヒゲナガオトシブミ♀(オトシブミ科)
ヒゲナガオトシブミ♀
メスの体長6~8㎜と、オトシブミの中では大きい方です。
クロモジ、ケクロモジ、アブラチャンの葉を巻きます。
今年初めてコブシの葉にいるところを見ました。
画像はクロモジの葉上です。

コブルリオトシブミ(オトシブミ科)
コブルリオトシブミ00
体長3~4.5㎜。背中にコブがあるので他のルリオトシブミと見分けらます。
カエデ(画像はエンコウカエデ?)の葉をリボン状に切って巻いていきます。

巻き終えたところ
コブルリオトシブミ02
ルリオトシブミの仲間は、腹部の小さな穴にカビの胞子を蓄え、巻き終えた揺籃に植え付けていくそうで、切り落とされた揺籃はやがて白いカビに覆われるそうです。

ルイスアシナガオトシブミ(オトシブミ科)
ルイスアシナガオトシブミ
体長4~6㎜。ケヤキの葉を巻きます。
オレンジ色が目立ちます。

ルイスアシナガオトシブミ♂
前脚が長いというより太くマッチョで、まるでポパイの腕のようです。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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大授搦 再々訪 ③
2013/05/02(Thu)
シギ・チドリの仲間は似たような種が多く見分けるのに苦労します。
そこで文一総合出版から出ている「シギ・チドリ類ハンドブック」を購入。
改めて掲載分の間違いなどにも気付きました。少しずつ訂正します。
このハンドブックシリーズは色々あり、価格はちょっと高めですが、
コンパクトにまとめてあり結構重宝しています。ただし入門者向け?

チュウシャクシギ(チドリ目シギ科)
チュウシャクシギ6羽6様
ダイシャクシギよりも嘴が短くなります。

チュウシャクシギ飛翔00
寒帯から亜寒帯地域で繁殖し、冬期は赤道以南まで移動します。

チュウシャクシギ飛翔01
日本では渡りの時期(特に春)に旅鳥として干潟などで見られます。

カニ捕ったド~!
カニみっけ!
長い嘴でカニなどを捕まえます。

ホウロクシギ(チドリ目シギ科)
ホウロクシギ01
ダイシャクシギとよく似た、長い湾曲した嘴をもつ大型のシギです。

ホウロクシギ00
ダイシャクシギとの見分け方は、翼下面や腰が白いのがダイシャクシギで、
腰まで斑紋がつづき白くないのがホウロクシギです。

ダイシャクシギ(チドリ目シギ科)
ダイシャクシギ11
こちらはダイシャクシギ。
しかしよく似ていますねぇ…。

ホウロクシギとオオソリハシシギ
Wシギ00

オオソリハシシギ(チドリ目シギ科)
オオソリハシシギ00
夏羽のオレンジ色が目立ちます。

オオソリハシシギとダイゼンを中心とした群れ
シギの混群

ツルシギ(チドリ目シギ科)
ツルシギ00
ユーラシア大陸の寒帯及び北極圏で繁殖し、地中海沿岸や東南アジア等に渡って越冬します。
日本には旅鳥として、春と秋の渡りの時にやって来ます。
冬羽は地味ですが、夏羽は黒くなり嘴と比較的長い足のオレンジ色と目の周りの白いリングが目立ちます。

アオアシシギ(チドリ目シギ科)
アオアシシギ00
ユーラシア大陸北部で繁殖し、東南アジアやオーストラリアで越冬します。
日本には旅鳥として、春と秋の渡りの時にやって来ます。
嘴はやや上に反っていて、足は緑青色です。

オオハシシギ(チドリ目シギ科)
アオアシシギ等
アオアシシギに紛れ込んでいました(真ん中あたりにいます)。

おわり

撮影機材 カメラ:ニコンD7000 レンズ:タムロンSP400mm×1.4テレコン
ニコンD90 レンズ:トキナーAT-X80-400mmズーム
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由布院 ②
2013/05/01(Wed)
少し新緑の森へ入ってみることにしました。

イチリンソウ(キンポウゲ科)
イチリンソウ00
まず出迎えてくれたのはイチリンソウです。
最初は下を向いていたのですが、陽が射すにつれ頭をもたげ花弁(実際はがく)を広げてくれました。

イチリンソウ
花弁の裏がほんのりピンクに染まるので「ウラベニイチゲ(裏紅一華)」とも呼ばれています。

イチリンソウ01
花芯をアップで。

アケボノスミレ(スミレ科)
アケボノスミレ
ふっくらとしたピンク(曙色)の花びらが美しいスミレです。
花の後に葉を開きます。

エイザンスミレ(スミレ科)
エイザンスミレ
アケボノスミレにもちょっと似ていますが、裂けた葉が特徴です。

タチツボスミレ(スミレ科)
オオタチツボスミレ
普通に見られるものより花が大きかったのでオオタチツボスミレかもしれません。

オカスミレ(スミレ科)
オカスミレ
少し小さい紅紫色の花を付けます。

ワダソウ(ナデシコ科)
ワダソウ
山地の落葉樹林の縁等に自生します。
花径は1㎝程です。

ヒトリシズカ(センリョウ科)
ヒトリシズカ
草丈は10~20㎝程になり、輪生する4枚の葉とそこから延びる穂状の花が特徴です。
静御前が名前の由来です。花序を2本付けるフタリシズカもあります。

ヤマエンゴサク(ケシ科又はケマンソウ科)
ヤマエンゴサク
山地に自生する九州では珍しい花です。
色は青から青紫。

ジロボウエンゴサク(ケシ科又はケマンソウ科)
ジロボウエンゴサク
ヤマエンゴサクより小さい平地でも普通に見つかる花です。
色は濃い赤紫。

撮影機材 カメラ:ニコンD90 レンズ:DX AF‐Sマイクロニッコール85㎜ED
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