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7月のチョウ ②
2020/08/06(Thu)
今年の梅雨は雨が多くそして長かったので7月は中々フィールドへ出られず、特に下旬は籠りっきりでした。
梅雨明けと同時に、鬱憤を晴らすようにあちらこちらと出かけています。
さて今日は大きめのチョウ達です。

アオスジアゲハ(アゲハチョウ科)
アオスジアゲハit200701
ヤブガラシ(藪枯らし)の花にやって来ました。
アオスジアゲハ幼虫ky200701
幼虫がタブノキ(クスノキ科)の幹を降りてきました。
清水山。

アゲハ(アゲハチョウ科)
ナミアゲハibi200701
他のアゲハチョウ科と区別するためにナミアゲハとも言います。
みやま市。

オオムラサキ♂(タテハチョウ科)
オオムラサキat200701
日本の国蝶になっています。
阿蘇。

イシガケチョウ(タテハチョウ科)
イシガケチョウky200701
イヌビワがホストです。
清水山。

ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)
ゴマダラチョウz200701
ホストはエノキです。
女山。

ミドリヒョウモン(タテハチョウ科)
ミドリヒョウモンgy200701
ホストはスミレ類。
ミドリヒョウモンgy200702
グリーンピア八女のリョウブの花に。

メスグロヒョウモン♀(タテハチョウ科)
メスグロヒョウモン♀gy200701
オスは他のヒョウモン類と同じオレンジ色に黒の豹紋模様です。
メスグロヒョウモン♀gy200702
グリーンピア八女。

ツマグロヒョウモン♀(タテハチョウ科)
ツマグロヒョウモン♀it200701
メスの翅の先端が黒いのは毒チョウのカバマダラに擬態しているため。
平地にも普通にいます。筑後市。

イチモンジチョウ(タテハチョウ科)
イチモンジチョウgy200701
この画像では判り難いですが翅表は次種に似ています。
グリーンピア八女。

サカハチチョウ夏型(タテハチョウ科)
サカハチチョウ夏型yy200801
夏翅の模様が「逆八」に見える。
サカハチチョウ夏型yy200802
矢部村。

クロヒカゲ(タテハチョウ科)
クロヒカゲz200701
ヒカゲチョウとは中々出会いません。
女山。

最後に偶然見つけたガの幼虫を2種。
アケビコノハ幼虫z200701
アケビコノハ幼虫。目玉模様で敵を驚かせます。
オカモトトゲエダシャク幼虫z200701
オカモトトゲエダシャクは鳥の糞に擬態。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
     タムロンSP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD
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7月のチョウ ①
2020/08/03(Mon)
7月に観察できたチョウをまとめてアップします。
今日は小さいチョウ達です。

ミヤマカラスシジミ(シジミチョウ科)
ミヤマカラスシジミat200701
生息地が限定される貴重なチョウです。
ミヤマカラスシジミat200702
ヒメジョオンなどの白い花によくやって来ます。
ミヤマカラスシジミat200703
画像は全て別個体です。阿蘇。

クロシジミ(シジミチョウ科)
クロシジミgy200701
幼虫時代にクロオオアリに育てられるという特殊な生態を持っています。
クロシジミgy200702
絶滅危惧ⅠB類。グリーンピア八女。

トラフシジミ夏型(シジミチョウ科)
トラフシジミ夏型z200701
目の前に飛んで来ました。女山。

ゴイシシジミ(シジミチョウ科)
ゴイシシジミyh200701
笹や竹に付くタケノアブラムシ等に依存するチョウです。
幼虫はアブラムシを食べ成虫は分泌物(甘露)を舐めます。
星野村、麻生池。

ヤマトシジミ(シジミチョウ科)
ヤマトシジミky200701
カタバミがあれば何処にでもいます。
清水山。

ベニシジミ(シジミチョウ科)
ミソハギとベニシジミgy200701
ミソハギの花に。
グリーンピア八女。

ギンイチモンジセセリ(セセリチョウ科)
ギンイチモンジセセリat200701
食草はイネ科。
ギンイチモンジセセリat200702
準絶滅危惧種。阿蘇。

スジグロチャバネセセリ(セセリチョウ科)
スジグロチャバネセセリat200701
こちらも食草はイネ科。
スジグロチャバネセセリat200702
準絶滅危惧種。阿蘇。

ホソバセセリ(セセリチョウ科)
ホソバセセリリat200701
同じく食草はイネ科。定番のトラノオの花に…
ホソバセセリyy200801
阿蘇&矢部村。

キマダラセセリ(セセリチョウ科)
キマダラセセリat200701
食草はイネ科等。阿蘇。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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6月の蝶 ②
2020/07/05(Sun)
後編です。

イチモンジチョウ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
イチモンジチョウyy200501
ホストはスイカズラ科。
イチモンジチョウyy200502
同じ亜科に属するチョウを…。

コミスジ
コミスジyh200501

コミスジyh200502
ホストはマメ科。

ミスジチョウ
ミスジチョウyy200701
翅模様が…ゴマダラチョウかと思うくらいの大型個体でした。
ホストはカエデ類。これだけ7月撮。

イシガケチョウ
イシガケチョウz200601
複雑な模様です。
ホストはイヌビワ。

サカハチチョウ夏型(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
サカハチチョウ夏型aso200601
春型と夏型では翅の色や模様が全く違って別種に見えます。
ホストはイラクサ科。

ゴマダラチョウ(タテハチョウ科コムラサキ亜科)
ゴマダラチョウck200501
ホストはエノキ。
ゴマダラチョウ春型♀aso200601
春型白化個体のメスがエノキの小枝に産卵していました。

コジャノメ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
コジャノメky200501
ホストはイネ科のチヂミザサやススキなど。

オナガアゲハ(アゲハチョウ科)
オナガアゲハyy200501
ホストはミカン科のサンショウ、コクサギやカラスザンショウ。

カラスアゲハ(アゲハチョウ科)
カラスアゲハyh200501
ホストはミカン科。

スジグロシロチョウ集団(シロチョウ科)
スジグロシロチョウyy200601
吸水していると思ったらサワガニの死骸に…
ホストはアブラナ科。

サツマシジミ(シジミチョウ科)
サツマシジミky200601
ホストはハイノキ科、レンプクソウ科、、モチノキ科等多岐にわたる。

クロセセリ(セセリチョウ科)
クロセセリyy200601
元々南方系のチョウです。
クロセセリyy200602
ホストはショウガ科。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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6月の蝶 ①
2020/07/03(Fri)
あっという間に7月、蝉の声が聞こえ始めました。
撮り貯めていた6月のチョウを2回に分けて紹介します。
まずは、ヒョウモンチョウをはじめとしたオレンジ色系のタテハチョウ科のチョウたちです。既にウラギンスジヒョウモンとミドリヒョウモンはアップ済みです。
九州で観られるヒョウモンチョウ類は、ツマグロヒョウモンを除き5月末から出現し始め、7~8月の猛暑期は夏眠し8月末から9月にかけて再活動することが知られています。幼虫はスミレ類を食べます、

ウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンks200601
後翅の後縁を縁取る白斑はカマボコ形です。
ウラギンヒョウモンks200602
草原に多く見られます。

オオウラギンヒョウモン♀
オオウラギンヒョウモン♀aso200601
こちらは躯体も大きく白斑はハート形です。
オオウラギンヒョウモン♀aso200602
草原性。絶滅危惧ⅠA類。

クモガタヒョウモン♀
クモガタヒョウモン♀yy200501
どちらかと言えば森林性で林縁の草むらでよく見られます。
クモガタヒョウモンyh200501
こちらは♂です

ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモン♂aso200601
もともと南方系のチョウなので年中見られます。
庭のパンジーでも発生します。

コムラサキ♂
コムラサキ♂ck200501
光の加減で翅表が紫色に見えます。
コムラサキ♂ck200502
高い木の枝先でテリトリーを張るオス
コムラサキ♀ck200601
強風で下草に降りていたメス
ホストはヤナギ類。

アカタテハ
アカタテハck200501
高所で翅の色が判り難いですね…
ホストはイラクサ科。

ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハyy200501
前種より小さく翅色も赤というより黄色に近い朱色です。
ホストはキク科のヨモギやハハコグサ、イラクサ科。

タテハモドキ
タテハモドキ夏型ck200601
夏型翅の個体がたくさん飛んでいました。
ホストはイワダレソウ、スズメノトウガラシ、オギノツメなど。

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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ゼフィルスの季節
2020/06/30(Tue)
シジミチョウ科は、シジミ貝のように小さいチョウのグループです。
その中でミドリシジミ族と呼ばれる一群を、以前の分類の名称のまま「ゼフィルス(通称ゼフ)」とチョウ好きは呼びます。日本に25種のうち九州に19種生息しています。
一部を除いて後翅に尾状突起があり、○○ミドリと呼ばれる種のオスの翅表は緑や青色に輝きます。これは構造色と呼ばれ光の具合や見る角度によって色が変わって見えます。

オオミドリシジミ
オオミドリシジミ♂aso200601
淡い金緑色に輝く翅です。
オオミドリシジミ♂aso200603
ちょうど活動時間帯に当たったようで
オオミドリシジミ♂aso200604
多くのオスが葉上でテリトリーを張ります。
オオミドリシジミ♂aso200605
他のオスが近付くとスクランブル発進し
オオミドリシジミ♂aso200602
通称「卍巴(まんじどもえ)」と呼ばれる追尾飛翔を繰り返します。
オオミドリシジミ♂aso200606
幼虫の食草(ホスト)は、ブナ科のコナラ、ミズナラ、カシワ等。

ハヤシミドリシジミ
ハヤシミドリシジミ♂aso200601
叩き出しで地面に降りてきた個体です。
ハヤシミドリシジミ♂aso200602
翅を広げ始めましたが全開前に飛び去りました。
ハヤシミドリシジミ♂aso200603
カシワの葉上の♂
ハヤシミドリシジミ♂aso200604
目の前に飛んで来て少し翅を広げましたがこちらもすぐに飛び去りました。
ホストはカシワ。

ミズイロオナガシジミ
ミズイロオナガシジミaso200601
翅表は灰茶色で地味ですが翅裏は白地に黒い筋のコントラストが綺麗です。
ミズイロオナガシジミaso200602
ホストはクヌギ、カシワ、コナラ、ミズナラ等。

ウラミスジシジミ
ウラミスジシジミaso200601
翅裏の模様が複雑で美しいゼフです。
ウラミスジシジミaso200602
翅表は青紫に輝きます(ブログ内検索で過去画像が見られます)。
ホストはクヌギ、カシワ、ミズナラ、コナラ等。

アカシジミ
アカシジミaso200601
濃いオレンジ色が美しいゼフです。
アカシジミaso200602
ホストはコナラ、ミズナラ、カシワ、コナラ、アラカシ等。

ゼフィルスの存在があまり知られていなのは、主な活動期間(5月末~7月)が梅雨時と重なること、活動時間帯が限られる(早朝や夕方に活動する種が多い)、樹上性で高い位置にいることが多く生息地が限定される(開発の影響を受けやすい)、採集圧等が考えられます。特に九州の生息地は山地に集中しています。
しかし、ミズイロオナガシジミやアカシジミは身近な里山(低山)等でも出会うことがあります。
観察は天候に左右されるのでこの時期は天気予報に一喜一憂です。
さて、今年あと何種と出会えるのでしょうか?

カメラ:ニコンD7100、1Ⅴ3
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
     1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6
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