私の撮影対象の昆虫の中でも甲虫類は数㎜の微小な種が多くなります。
そんな時威力を発揮するのがマクロレンズです。カメラのスペックにも拠りますが、被写体を等倍から2倍位(レンズの最短撮影距離)で捉えられます。今投稿の画像(撮影地は星野村)もそれを生かしたものが多いのです。
カシルリオトシブミ(オトシブミ科)

体長3.2~4.5㎜と遠目にはアズキ程の黒点にしか見えません。

ここまで大きく写せるのはマクロレンズのお陰です。
ヒゲナガオトシブミ♀(オトシブミ科)

ホストのアブラチャンの葉上にいた7㎜程の個体。
アオハムシダマシ(ハムシダマシ科)

この日は交尾態と遭遇。

体長は10㎜前後。
ヒメシロコブゾウムシ(ゾウムシ科)

タラノキ等ウコギ科がホストです。

タラノキの幼木に交尾態が…

体長11~14㎜。
ハスジカツオゾウムシ(ゾウムシ科)

こっちはヨモギがホストです。

体長11㎜前後。
ラミーカミキリ(カミキリムシ科)

今年も活動開始です。

ハルニレの葉上で…
体長8~17㎜。
ムネアカクロハナカミキリ(カミキリムシ科)

メスの胸部が赤い故の種名ですが

この日はオスばかりでした。
体長12~18㎜。
ハイイロビロードコガネ(コガネムシ科)

触角が大きいのでオス?
体長7.5~10㎜。
ラインアシナガコガネ(コガネムシ科)

今が最盛期のようであちこちでたくさん見かけます。
体長6~9㎜。
ニレハムシ(ハムシ科)

ハルニレの葉に…
体長6㎜。
カメラ:ニコンD7200、D7100
レンズ:MICRO NIKKOR 85㎜
AF-S DX NIKKOR55~300mmf/4.5~5.6